2010年9月度販売ランキング/松下宏(3/3)
- 筆者: 松下 宏
21位~30位:エクストレイル、スイフト、レガシィなど個性的な車種が並ぶ
※()内は販売台数
21位:モコ(5,499)/22位:エクストレイル(5,151)
23位:ルークス(5,124)/24位:ノア(5,082)
25位:ライフ(4,883)/26位:ティーダ(4,471)
27位:エスティマ(4,456)/28位:スイフト(4,361)
29位:ウィッシュ(4,280)/30位:ヴェルファイア(4,276)
20位以下の車種では、まず22位に入った「日産 エクストレイル」が注目だ。
エクストレイルは、マイナーチェンジによりクリーンディーゼル車を追加したことが好調な売れ行きに繋がった部分もある。
ただ、9月半ばで「クリーンディーゼル補助金」が予算切れとなったため、10月以降は大きく落ち込みそうだ。来年度予算で補助金が復活するのを見越した買い控えが発生するのは間違いないからである。
フルモデルチェンジを受けたばかりの「スズキ スイフト」は28位。
これはすべてが新型車ではなく、旧型車もある程度入った数値なので即断はできないが、スズキの軽以外の車種が総合30位以内に入っていれば、十分に良く売れているといえるだろう。
スイフトは10月以降、新型車のみの販売台数となった際にどの程度順位を確保できるかが注目される。
※()内は販売台数
31位:レガシィ(4,234)/32位:ekシリーズ(3,836)
33位:ゼスト(3,766)/34位:クラウン(3,613)
35位:インプレッサ(3,567)/36位:アルファード(3,535)
37位:ステラ(3,391)/38位:エッセ(3,255)
39位:インサイト(3,144)/40位:アイシス(3,137)
41位:サイ(3,068)/42位:ジューク(2,997)
43位:マークX(2,952)
31位の「スバル レガシィ」も注目車種の一つ。
マイナーチェンジにより追加された“ぶつからないクルマ”アイサイトのテレビCM効果もあって、良く売れている。立ち上がり時点では6割以上、現在でも5割以上がアイサイト装着車になっているとのことで、10万円という低価格で分かりやすい安全装備を設定したことが、売れ行きに繋がったと見られる。
今月は43位までのランクを紹介したが、このうちセダンらしいセダンは、34位のクラウン、41位のサイ、43位のマークXの3車種だけ。いずれもトヨタ車だけだったが、ランク自体はかなり低い。
ほかのメーカーのセダンが皆無であるのと合わせ、セダンが売れない時代を象徴している。
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