日産 エクストレイルハイブリッド「速攻」試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志・茂呂幸正
発表されたばかりの「日産 エクストレイルハイブリッド」を速攻試乗!
「SUV×ハイブリッド」は、今日のクルマ選びではトレンドになりつつある。
ホンダ ヴェゼル、トヨタ ハリアー、スバル XV、三菱 アウトランダーなど、各メーカーを代表するSUVの多くがハイブリッド仕様を設ける。そこへ新たに加わったのが、「日産 エクストレイルハイブリッド」だ。
エクストレイルはSUVの主力車種でもあるから、注目している読者諸兄も多いだろう。メカニズムなどの詳細は、2015年4月7日に掲載した「日産 エクストレイルハイブリッド 新型車解説」で述べているが、今回は早くも試乗する機会に恵まれたので、さっそくそのドライブフィールをレポートしたい。
ノーマルエンジンに比べて明らかに異なるパワーフィール
まずは最も気になる動力性能だが、駆動用電池に十分に充電されていれば「モーター駆動」のみで発進出来る。エンジンは停止しているから、ほかのハイブリッド車と同様にきわめて静かだ。
今回、試乗が叶ったのはとあるクローズドコース。市街地での走行を想定して速度を上昇させると、時速30~40kmくらいでエンジンが始動する。この時のエンジンノイズは特に静かとはいえないものの、音質はマイルドなので耳障りとは感じない。
この後、一定速度の巡航状態に入ると、エンジンの回転を示すタコメーターがゼロに下がる場面が多くみられた。負荷が軽い時はエンジンを停止させて、モーターのみで走るわけだ。そして、少しアクセルを踏み増すとエンジンが始動して、戻すと再び停止という動きを繰り返す。
巡航状態では、タイヤが路面の上を転がる時に発するロードノイズや風切り音なども生じているため、エンジンが始動しているのか、停止しているのかはほとんど分からない。
エクストレイルハイブリッドの動力性能は、ノーマルエンジンに当てはめると2.5リッタークラス。2リッターのノーマルエンジンを積んだエクストレイルに比べて「明らかにパワフル」だ。
特に違いが分かるのは、巡航中に緩い加速をする時だ。モーターはエンジンに比べて反応が素早く、アクセルペダルを踏み増すと同時に駆動力を高める。この時の印象に限れば3リッターに近い印象を受けた。
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