ホンダ、電気自動車「フィットEV」市販モデルをLAオートショーで発表
FCXクラリティで培ったEV技術を搭載
ホンダは、11月16日から開幕した北米・LAオートショー(ロスアンゼルス)で、2012年夏より米国で販売予定のEV(電気自動車)「フィットEV」の市販モデルを発表した。
フィットEVは、ガソリンモデル「フィット」のパッケージングやユーティリティはそのままに、モーターや東芝製リチウムイオンバッテリーなどを搭載したモデル。内外装はEV専用デザインを採用した。航続走行距離は123マイル(LA-4モード:unadjusted)/76マイル(Combined city/hwy:adjusted)で、世界最高の電費性能を持つ。フル充電は3時間以内で完了(240V電源使用時)。夜間など電気料金が低い時間帯を有効活用した経済的で賢い充電が可能となっている。床下に積まれる電池は20kWhのリチウムイオンバッテリー[東芝製]だ。
コンパクトなボディに、ホンダの燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培ったモーター技術を搭載したことで、爽快な加速感と、きびきびした市街地での走行を両立。「SPORT」「NORMAL」「ECON」の3つの走行モードを選択することで、電力消費の少ない走行からスポーティーな走りまで、ドライバーが自由に選択可能となっている。
フィットEV専用の車載ナビゲーション画面により、航続可能距離と充電設備の場所の表示も可能だ。専用のアンビエントメーターでは、走行モードにあわせて色が変化する演出に加え、航続可能距離や出力、電池残量などをモードにあわせて瞬時に表示し、ドライバーをサポートする。
また、専用の「EV双方向リモコン」やスマートフォンを使って遠隔操作ができ、情報授受機能の充実と使い勝手の向上を実現している。EV双方向リモコン、スマートフォン、パソコンなどによる電池残量の確認や、エアコンのON/OFF、充電装置に接続している場合は充電の開始と完了などの操作が可能で、パソコンやスマートフォンからは、電池残量が一定水準までに減少した場合にドライバーへ連絡する機能や、電気料金が低い時間帯にあわせたタイマー充電の設定なども備える。
フィットEVは、2011年内に米国での実証実験パートナーであるカリフォルニア州トーランス市、スタンフォード大学、Google社の3団体に納車を予定。ユーザーへのリース販売は2012年の夏に開始し、3年間で約1,100台の販売を計画する。
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