ブリヂストン、CO2排出削減に関する目標設定と取り組み強化
ブリヂストンは、地球温暖化防止と持続可能な社会づくりに貢献するため、CO2排出量削減に関する新たな目標を設定し、その実現に向けグループ全体で製品のライフサイクルを通じた取り組みを強化している。
ブリヂストン・グループは、「未来のすべての子どもたちが『安心』して暮らしていくために」、持続可能な社会の構築に取り組んでいかなければならないという認識をもち、環境宣言の中でも謳っている。特に重要な3つの社会(低炭素社会、循環型社会及び自然共生社会)の実現に向け積極的に行動しており、なかでも早急な対応が求められる低炭素社会の構築のために、高い目標を掲げて地球温暖化対策に取り組むことが重要であると考えている。
新たな目標では、基準年度を2005年として2020年までに海外も含めたグループ全体で達成を目指す2つの数値目標を掲げている。
1.全製品を対象としてその原材料調達から生産、流通、製品廃棄にいたるモノづくりの過程で排出されるCO2を売上高当たり35%低減。
2.車両の燃費に影響するタイヤの転がり抵抗を25%低減し、モノづくりで排出される以上のCO2削減に貢献。
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