ランボルギーニ、新型ウルス発表!650馬力・最高時速305キロの世界最強SUV

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  1. エンジン
  2. トランスミッションとギアボックス
  3. ランボルギーニ・ドライビング・ダイナミクス・コントロール
  4. エクステリアデザイン
  5. インテリア
  6. ランボルギーニ・インフォテイメント・システムIII(LIS) とコネクティビティ
  7. 先進運転支援システム(ADAS)
  8. 関連記事

ランボルギーニは、同社初のSUVとなる新型ウルスを発表した。

新型ウルスは、4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、650馬力を発揮する。0-100km/h加速は3.6秒、0-200km/h加速は12.8秒。最高速度は市販されているSUVの中で最速となる305km/hと驚異的な性能を実現している。

新型ウルスのエクステリアは、LM002やランボルギーニの伝統の基本となるスーパースポーツカーからヒントを得た、ランボルギーニのモデルで、全体の2/3がボディ、残りの1/3が窓という、ランボルギーニスーパースポーツカーの比率を採用している。なお、最大乗車人数は5名となる。

2018年春に納車予定で、日本での価格は、2574万円(消費税抜)。

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エンジン

新型ウルスは、新型のアルミニウム製4リッターV型8気筒ツインターボ、ガソリンフロントエンジンを搭載。ランボルギーニ初となるターボエンジンを採用した。

6000rpmでの出力が650hp、最高回転数6800rpm、2250-4500rpmで、最大トルク850Nmを発生し、比出力は162.7hp/lとなる。乾燥重量は2200kg以下で、最も優れたパワーウェイトレシオ3.38kg/hpを備えたSUVだ。

低い位置に搭載したコンパクトなエンジンが、車両の重心を最適にする。ターボチャージャーを燃焼室近くの中央部分に置いたことで、最適なエンジン応答性が確保される。ツインスクロールターボチャージャーは同時に作動し、全負荷状態で最大出力を提供する。これによりターボラグが低減され、低速時でも、トルク曲線のあらゆる場所で最大トルクと円滑な出力提供を確保する。

トランスミッションとギアボックス

新型ウルスは8速オートマチックギアボックスを装備。コンパクトで効率的な電気油圧式制御のプラネタリギアボックスは、極めて短いローギア比と長いハイギア比を実現するべく調整されている。

極めて効率的なスリップ制御付きコンバータロックアップクラッチと、特別に開発されたトルクコンバータは、エンジンの極めて高い応答性を保証し、強力なスターティングレシオが気持ちを高揚させる加速を、低エンジン回転での高速度が最適な燃費と排出を実現。非常に効率的なギアブレーキも確保される。

また、新型ウルスは全速度レンジにわたり、アヴェンタドールSで導入されたリアホイールステアリングを採用している。

ランボルギーニ・ドライビング・ダイナミクス・コントロール

センターコンソールに装備したTamburoドライブモードセレクターは、車両の全ダイナミックシステムを制御しており、路面状態やドライバーの好みに応じて、STRADA、SPORT、CORSAの各モードと追加のNEVE(雪上)モードを選ぶことにより、ドライビングダイナミクスが選択できるようになっている。

オプションとして、TERRA(オフロード)モードとSABBIA(砂漠)モード、2つのオフロード設定も提供している。

エクステリアデザイン

新型ウルスの印象的なフロントは、ボンネットが盛り上がった部分の下にフロントエンジン動力装置が配置され、ミウラとアヴェンタドールを思い起こさせる。またカウンタックで初めて登場し、ダイナミックなランボルギーニの特徴である斜めのフードラインがボンネットにアクセントを添えている。また、低いフロントは、頑丈なフロントフェンダーに縁取られている。

六角形のテーマを表す大きなエアインテークは、低い位置のフロントスポイラーに接続され、新型ウルスの空気力学的効率と高いパフォーマンス性能をさらに強調している。フロントライトは流線型で細長く非常にスポーティで、水平位置に配置され、馴染みのあるランボルギーニのY字形LEDヘッドライトを採用している。

パワフルなキャラクターラインはリアウインドウの近くで上に向かい、フロントとリアをダイナミックにつないで、シングルピースから作られたまとまりあるデザインを強く印象づけている。LM002の特徴でもあるY字形のフロントエアインテークは、イタリアの国旗が細部に用いられ、イタリアで誕生し製造されていることを示している。

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インテリア

新型ウルスのインテリアは、エクステリアと同様にランボルギーニモデルらしく、スポーティでありながらラグジュアリーなデザインとなっている。高度な技術を搭載しながらも、直感的に運転することができる。

シートポジションは低い位置にありながらも快適さを実現。キャビン内のコックピットコントロールはドライバーの手に届く位置に設定した。ドライバー側に向いた、ダッシュボードの細いY字形デザインは、上昇するセンターコンソールに連結している。これはLM002やランボルギーニスーパースポーツカーにインスパイアされたもの。エアベントやドアハンドルなどのエレメント、さらにはカップホルダーやエアバッグモジュールといったアイテムにまで、ランボルギーニのテーマである六角形が室内全体に施されている。

ランボルギーニ・インフォテイメント・システムIII(LIS) とコネクティビティ

新型ウルスのインフォティメントシステムは、日常の使いやすさを反映しており、先進のコネクティビティ機能を装備している。

標準装備に含まれるのは、中央のTamburoの上に配置され、ウルスのインテリアと完全に一体化する2つの画面にまたがるLISタッチスクリーンインフォテイメントディスプレイ。上の画面はエンターテイメント用の主要インターフェースで、メディア、ナビゲーション、電話、車両の状態に関する情報などの機能を管理する。下の画面にはキーボードと手書き対応画面があり、情報インプットと温度・湿度調整や座席暖房などの機能コントロールができる。

先進運転支援システム(ADAS)

新型ウルスのADASシステムは、総合的レベルのレベル2の(SAE基準)安全、セキュリティ、運転支援を提供する。

ハイビーム・アシスタントは、必要に応じてハイビームモードの内外でヘッドライトを自動的に暗くする。衝突を防止・緩和するPreCognitionシステムと同様に、フロントとリアのパーキングセンサーとクルーズコントロールも標準装備に含まれている。

オプションのADASシステムは、交通管理システム、トップビューカメラ、トレーラーカップリングモードを取り入れている。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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