新形状のフロントバンパーを纏った「GT-R NISMO」2017年モデル発売!価格は1870万円

日産 GT-R NISMO 2017年モデル

日産は、「GT-R NISMO 2017年モデル」と「Track edition engineered by nismo」を8月25日より発売した。価格は「GT-R NISMO」が18,700,200円(消費税込)、「Track edition engineered by nismo」が13,699,800円(消費税込)。

「GT-R NISMO」は、日産のモータースポーツを担っているNISMOの数十年におよぶレーシングテクノロジーの蓄積をフィードバックし、レーシングカー譲りの究極のハイパフォーマンスを実現するためにファクトリーチューンを施したNISMOロードカーシリーズのフラッグシップモデル。

あらゆるデザインは機能を伴っているというレーシング哲学に則ったスタイリングを特徴とし、世界最高峰のGTレースや日本のスーパーGTをはじめとするモータースポーツ活動から学んだ数多くの技術を、空力性能、サスペンション、パワートレインなどに採り入れ、日常走行でもスポーツ走行でも通用するパフォーマンスを徹底して追求し、両立させている。

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デザイン

日産 GT-R NISMO 2017年モデル
日産 GT-R NISMO 2017年モデル日産 GT-R NISMO 2017年モデル

「GT-R NISMO 2017年モデル」は、「GT-R」2017年モデルと同様に新形状のフロントバンパーが特徴だ。NISMO専用のカーボンファイバー製フロントバンパーは、カーボンファイバーシートを幾層にも重ねて精巧に作り上げることで理想的な強度を実現。

カナード形状のデザインがもたらす空気の流れにより、ホイールハウス周辺の空気を吸引し、大きなダウンフォースを発生させている。日産ブランドのデザインシグネチャーであるVモーションを採用し、ダーククローム仕上げを施した新デザインのグリルは、開口部の拡大によりエンジンの冷却性能を向上させながらも、バンパーサイドの形状を最適化することで、従来の空気抵抗及びダウンフォースの維持を可能にした。

さらに、エンジンフードは、剛性の向上により超高速域での変形を抑制し、卓越した空力性能を実現している。これらの改良により「GT-R NISMO」はこれまでの日産車の中で最大のダウンフォースと、超高速域での優れた安定性を実現している。

日産 GT-R NISMO 2017年モデル
日産 GT-R NISMO 2017年モデル

また、インテリアにも「GT-R」2017年モデルと同様に大きな改良を加えた。安定感を演出する水平方向の流れを採用しつつも、メーターからセンターコンソールまでドライバーを包み込むようにレイアウトすることでドライバーオリエンテッドな空間を演出している。

操作性にこだわったナビディスプレイは7インチから8インチに拡大し、併せて大型のアイコンを採用することで、視認性を向上させた。また、カーボン製のセンターコンソール上に配置したマルチファンクションスイッチにより、ナビの機能を手元で操作することが可能となった。

さらに、パドルシフトは、ステアリングホイール固定タイプに変更され、ドライバーが手を離すことなくシフトチェンジできる操舵角領域がより広くなっている。

同モデルでは、NISMO専用装備として、新デザインのダッシュボードの上層部、ステアリングホイール、センターアームレストには、高品質のアルカンターラレザーを使用。さらに、赤のアルカンターラを中央部分に使用したNISMO専用のレザー仕様のレカロ製カーボンバケットシートを採用している。

メカニズム

日産 GT-R NISMO 2017年モデル

さらに、「GT-R NISMO 2017年モデル」は、走行性能も向上している。標準モデルと同様、ボディ剛性の向上により、ショックアブソーバー・スプリング・スタビライザーそれぞれの突き詰めたセットアップが可能となり、接地性がよく、しなやかで正確に動くサスペンションを実現することができた。

「NISSAN GT-R」が採用しているBilstein DampTronicは、複数の車両情報システムを活用することで、路面状況や走行条件に対して適切なサスペンションの減衰力と、様々なドライビングシーンに応じた高レベルのコントロールを可能にするモード設定型電子制御式のショックアブソーバーである。今回、そのショックアブソーバーに、NISMO専用の特別なチューニングを施すことで、出力441kW(600PS)を誇る3.8リッターV6ツインターボエンジンのパワーを更にしっかりと路面に伝えることが可能となった。

また、「GT-R NISMO」のVR38DETTエンジンは、世界中のモータースポーツで培ってきたNISMOの経験と技術により生み出された。6速デュアルクラッチトランスミッションとともに、GT3選手権で使用する高流量、大口径のターボチャージャーを搭載するNISMO専用エンジンは、熟練した匠が専用のクリーンルームで一台一台精巧に組み立てる。エンジンのフロント部分に取り付けられたアルミプレートには「匠」の名前が刻まれている。

新型「GT-R NISMO」は全体のバランスを今までより更に向上し、コーナーの多い山道でも、サーキットでのレース走行と同じように力強い走りを楽しめるクルマへと深化を遂げた。

「Track edition engineered by nismo」

2014年11月に登場した「Track edition engineered by nismo」は、スタンダードモデルのスペックやフォルムはほぼそのままに、「GT-R NISMO」のボディ剛性と足回りを融合させた特別なグレード。同グレードは2017年モデルでも継続設定し、「GT-R NISMO」のサスペンションとホイールを搭載する。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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