【燃費】トヨタ 新型ハリアー(ガソリン)燃費レポート/永田恵一(1/5)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:オートックワン編集部/永田恵一
【燃費】トヨタ 新型ハリアー(ガソリン)燃費レポート/永田恵一
昨年11月にフルモデルチェンジされた「トヨタ 新型ハリアー」、納期はなんと秋!新型ハリアーは、価格帯や高級SUVというジャンルを考えると驚異的ともいえる人気を誇っている。
新型で3代目となるハリアーの生い立ちは、若干複雑だ。元々、ハリアーは北米を中心に海外ではレクサスブランドで「RX」として販売されている高級SUV。日本ではハリアーとしてトヨタブランドのもとで販売されていたが、初代、2代目モデルともに内外装の雰囲気に代表される「高級感」や「ブランドイメージの高さ」などを理由に人気車となっていた。
しかし、レクサスブランドが日本へ上陸してからは「レクサス RX」に移行しハリアーはヴァンガードを後継車に姿を消す、はずであった。
ところが、レクサス RXの登場後も継続生産された2代目ハリアーは根強く売れ続け、2012年に生産を終了するまでの9年間(昨年まで販売はされていたので10年ともいえる)も販売される長寿車となった。
そんな事情もあって、最近では珍しい“日本国内専用車”として、日本のユーザーの声に応える形で登場したのが新型ハリアーである。
2リッター直4はノア/ヴォクシーにも搭載される(151ps&19.7kg・m)エンジンで、ノア/ヴォクシーと同様に出力制御をスロットルバルブではなく、吸気バルブのリフト量の調整により行うことで燃費とパワーを両立する「バルブマチック」を備えている。
さらに、ガソリン車全グレードに「アイドリングストップ」、エアコンの冷気をエバポレーターに貯めることでアイドリングストップ中にも冷風を送ることができ、アイドリングストップ時間を延長させることで燃費向上に寄与する「蓄冷エバポレーター」も装備する。
結果、ハリアー ガソリンモデルのカタログ燃費(JC08モード)はFF車で「16.0km/L」、4WDの主力グレードで「15.2km/L」という数値を載せる。
今回のハリアーガソリンモデルの燃費テストでは、2リッターエンジンを搭載した「エレガンス」(FF車/288万円)を起用。
読者の皆さんとしては「ハリアーハイブリッド」の実燃費も気になるところだと思うが、今回ガソリンモデルと同時にハリアーハイブリッドについても同時にテストしているので、ハリアーハイブリッドの燃費結果については次回の燃費レポートにてお伝えしたい。
燃費テストは、5月9日(金)の午前中に開始し夕方に帰京するというスケジュールで実施。
天候は晴れている時間が中心であったが、途中通り雨にも見舞われた。最高気温は27度程度まで上がる初夏の陽気で、道路状況はゴールデンウイーク明けということも影響したのか、全体的にスムースであった。
なお、ハリアーのアイドリングストップは、アイドリングストップ時間を「ノーマル」と「ロング」から選ぶことが出来るのだが、今回は「ノーマル」を選択している。
燃費測定の基本ルール
・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用
・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行
・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定
・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行
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