マツダ 新型アクセラハイブリッド 燃費レポート／永田恵一(2/5)
- 筆者： 永田 恵一
- カメラマン：永田恵一
マツダ 新型アクセラハイブリッド 燃費レポート【高速道路編】
新型アクセラハイブリッドのハイブリッドシステムの動きやフィーリングは当然とも言えるが、「トヨタ プリウスとほとんど同じ」である。
具体的にはモーターでスタートし、負荷やバッテリー残量に応じてエンジンも加わり、その後はクルマがエンジンとモーターの使い分けを最適にマネージメントしてくれるというものだ。
高速道路への合流や追い越しでフル加速を試すと、モーター出力が82psと大きい2モーターハイブリッドであるため、加速感は言葉で表すと「グイグイ」とクルマを力強く引っ張ってくれる。
エンジン音も太く力強いもので、走る楽しさを強調するマツダ車らしさが感じられる。
ここで気になるのが、「プリウスとの違い」についてだろう。加速感としては、実は新型アクセラハイブリッドよりもプリウスの方が“気持ち”速く感じる。理由としてはプリウスの方が若干車重が軽いこと、そしてあくまで推測だがクルマ全体の転がり抵抗の差やハイブリッドに関わるソフトウェアの違いなどが考えられる。
高速道路での燃費は「22.4km/L」と、人によって捉え方が違うケースもあると思うが、このクラスのハイブリッドカーとしては納得のいく燃費といえるだろう。
「マツダ 新型アクセラハイブリッド-S Lパッケージ」高速道路の実燃費／22.4km/L
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1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る
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