マツダが新型CX-8を9月に早くも発表か、価格320万円?プレマシーサイズの3列目に2.2Lディーゼル搭載
- 筆者: 国沢 光宏
すでにマツダの顧客には新型CX-8の案内を始めている
驚いたことにマツダのお得意さんを対象とした新型CX-8の先行予約が始まっているようだ。
どうやらマツダは、新型CX-5の販売に大きな問題を抱えているらしく(予想を大幅に下回っている、という意味)、新型CX-8を早出ししようという戦略らしい。
正式発表は9月で11月には納車開始。8月に入れば受注を開始するようだ。
すでに得意客に対し新型CX-8のスペック紹介を始めている。まず概要を。
何度も紹介してきた通り、CX-5の後ろを300mmほど延長して(全長4900mm)、前に倒して収納する3列目シートを追加する。2列目はベンチシートの3人がけ(7人乗り)と、キャプテンシートの2人がけ(6人乗り)。3列目シートが2人乗り。
気になる居住スペースだけれど、様々な情報をまとめてみたら、3列目のスペースはミニバンのマツダ プレマシーに若干届かない雰囲気。プレマシーの場合、身長183cmの私が何とか座れる(ウィッシュより足元のデコボコ多くて快適と言えない)。新型CX-8の3列目シート、170cmくらいまでを対象にしているようだ。
おそらく少し大柄な人(背だけで無く横も含む)だと3列目に乗るのは厳しいかもしれない。子供や女性、小柄な人用だと割り切った方が良いだろう。衝突安全性を考えれば幼児や子供は2列目シートに座らせたい。衝突基準の無い3列目シート(追突されたら厳しい)の用途、個人的は祖父と祖母用だと思う。
エンジンは2.2リッターディーゼルのみ、320万スタートならお得?
搭載されるエンジンは、2200ccの4気筒ディーゼルのみで決定。直噴ガソリンターボ付きを含めた2500ccも検討中ながら、出るとしても1年後になるようだ。このタイプのSUVはディーゼルを基本に考えるべき。私も買うなら迷うこと無くディーゼルにする。絶対的な動力性能だって文句あるまい。
気になる価格は320万円スタートという情報が最も多い。マツダ式自動ブレーキであるプロアクティブが標準装備されるとすれば、新型CX-5の20万円高。無いとすれば50万円高。まぁ50万円高に設定したら最初から売れないと思うので、20~30万円高だと予想しておく。5年後に手放す時のリセールバリューを考えたら新型CX-5より得?
最近のマツダは新型車に大きな期待をする傾向。好例が新型CX-5で、フルモデルチェンジしたら好調に売れると考えていたようだ。
マツダの経営陣と話をしていると「売れない理由」をあまり認識していないように思う。おそらく今の販売戦略のままだと新型CX-8も厳しいかもしれません。
[Text:国沢光宏]
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