マツダ CX-5 SKYACTIV-D(クリーンディーゼル) 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
いよいよ(ようやく?)CX-5 クリーンディーゼルに試乗だ!
悪路を走る機会が少なく、「背の高いクルマといえばミニバン」の日本では、SUVは販売しにくいジャンルとされてきた。
ところが、マツダ CX-5の受注は(SUVとしては)極めて好調だ。その背景にあるのは、「SKYACTIV-D」と呼ばれるクリーンディーゼルターボの存在だ。クリーンディーゼルは、受注全体の7割をも占めている。
CX-5 XD(クリーンディーゼル)は生産開始が遅く、3月21日に公道でようやく試乗できたので、その結果を報告したい。なお、ガソリンエンジンを搭載したCX-5・20Sの試乗記は、2月19日にアップされたレポートを御覧頂きたい。
今回は、世間の関心が高いクリーンディーゼルと4WD仕様についてレポートしていきたい。
CX-5 ディーゼルの一番の魅力は、42.8kgf-mという超強力な最大トルクだろう。
トヨタ ランドクルーザープラドのV6・4リッターが発生する38.8kgf-mを軽く上まわる。しかもディーゼルとあって、発生回転数はわずか2000回転と低い。発進直後に超強力な最大トルクがドライバーを襲うわけだ・・・。
などと考えながらビビリつつアクセルを踏むと、意外にも(?)普通に発進。もちろん力強いが、肩透かしを食らった気分になった。
実はこの設定こそ、CX-5の持ち味でもある。従来のクルマなら、アクセルの踏み始めの段階から駆動力を高め、ドライバーに「こりゃー凄い!!」と思わせただろう。
しかし日常的に使っていくと、驚かせるような設定では扱いにくいのだ。CX-5では、すべての機能にわたってサプライズ的な要素は抑えられている。
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