マツダ 新型アクセラ スカイアクティブ 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/4)

マツダ 新型アクセラ スカイアクティブ 試乗レポート/渡辺陽一郎
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SKYACTIVを搭載した「新型アクセラ」は9月下旬にデビューだ!!

マツダ 新型アクセラ SKYACTIV

マツダは、ベテランのクルマ好きに人気の高い職人肌のメーカー。クルマが持つ雰囲気は少し地味だが、運転感覚が熟成され、古くから自動車技術の奥義を見せてきた。

最近では、スカイアクティブテクノロジーが挙げられる。環境技術とされるが、エンジンだけでなく、AT、さらにプラットフォームやサスペンションまで含まれる点が興味深い。このベースには、クルマの技術進歩は特定の部分だけに限らず、車両全体で捉えるべきだという考え方がある。

いかにも走りを追求する職人肌のマツダらしい、真面目な発想だ。

マツダ CX-5

すべてをスカイアクティブテクノロジーで仕上げるという点では、2012年の初頭に発売されるSUVのCX-5が、最初のクルマになる。

当初はこれを待って、フルモデルチェンジを機に展開を図る予定だったが、最近は各メーカーともに環境技術を急速に進歩させてきた。

そこで、まずはスカイアクティブGのエンジンを前倒ししてデミオ13スカイアクティブに搭載した。

圧縮比を14まで高めた直噴エンジンにアイドリングストップを組み合わせたことにより、10・15モード燃費は30km/Lにもなる。モーターや専用バッテリーを使わずに、フィットハイブリッドと同等の燃費になったのだ。

そしてデミオに続いて今年の9月下旬に登場するのが、今回試乗することができたプロトタイプの新型「アクセラ 20C/20S スカイアクティブ」だ。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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