マツダ 新型アクセラ スカイアクティブ 試乗レポート/渡辺陽一郎(2/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
10・15モード燃費は、アイドリングストップを併用した15インチタイヤ仕様が「20km/L」。16インチ仕様が「18.8km/L」になる。
従来型の2リッターエンジンにアイドリングストップを組み合わせた仕様が15/16インチタイヤともに「16.4km/L」だから、2.4~3.6km/L向上している。
ちなみに、燃費20km/Lといえば、アイドリングストップを装着しない燃費の優れた1.5リッタークラスと同等。16インチタイヤの18.8km/Lは1.8リッタークラスになる。デミオ13スカイアクティブのような、ハイブリッド並の驚くような低燃費でもないが、エンジンの出力向上を併せて達成させたことが注目される。
開発者によると、
「デミオ13スカイアクティブは燃費を重視した仕様。出力やトルクはベースエンジンを下まわる。しかしアクセラは発想が違う。運転の楽しさと環境性能のバランスを重視した。排気ガスを吸気に取り込むEGRも、デミオは外部方式だが、アクセラは内部式。メカニズムについては、ベースのエンジンに近い」
と言う。このあたりも冒頭で触れた「車両全体で捉えるべき」考え方だろう。デミオはコンパクトカーというクルマの性格も考えて燃費に特化させたが、新型アクセラはバランス型に位置付けられる。
6速ATのスカイアクティブドライブもその一環。
発進や徐行時の動きを滑らかにするためにトルクコンバーターを使用するが、低い回転域から早期にロックアップする。フォルクスワーゲンのDSGのようなダイレクトな運転感覚を目指しており、駆動力の伝達効率も高く、燃費性能の向上にも貢献する。
従来の5速から6速に発展したので、ギヤ比の割り方も細かい。機敏な変速操作に対応している。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。