新型コンパクトSUV「Jeep Renegade(ジープ レネゲード)」国内初・速攻試乗レポート(1/5)
- 筆者： 今井 優杏
- カメラマン：小林岳夫・オートックワン編集部・FCAジャパン
ものすご～っく個性的なJeep家の末弟、「レネゲード」ちゃん！
正直言うと、きっぱりと賛否が二分されると思う。デザインのことである。
「ま、いいんじゃない？」的中立意見のほうが少数で、「わ、カワイイ(はあと)」もしくは「え、キライ！」かどっちかに、評価が分かれるんではないかと思うのだ。
それくらい、押し出しの強い存在感をむ～ん！と周囲に放っているのはジープに新しく加わったコンパクトSUV「Jeep RENEGADE(ジープ レネゲード)」。
ヨンクメーカーのパイオニアとして燦然と泥の世界のキングに君臨してきたジープから、なんとも個性的な末っ子が誕生したことになる。
試乗会で対面を果たしたレネゲードちゃんは、確かにものすご～っく、個性的なコだった！
こんなに人間くさいクルマ、久しぶりかも
な～んて、ガラにもなく思わず擬人化しちゃうくらいに「人、作り手のニオイ」がそこここにプンプン漂っているのが実はジープ レネゲードの最大の特徴ではないかと思う。
最近のクルマって、よくも悪くもなんだかとても工業的。しかし、こんなに人間くさいクルマ、久しぶりに見たような気がする。
実際に目の前にしたレネゲードは、写真で見る以上に大きくて迫力満点。それなのに、細部にわたるディテールに目をやると、やっぱり目尻がふっと和んでしまうような、どこかゆるキャラ的な癒し感が溢れてる。そして、なんとなく親近感が沸いちゃうのも、多分そういうトコロが理由。なんだかよしよししたくなっちゃうのだ。
[歴史に基いたカタチ、なのに何このポップさ、親しみやすさ！・・・次ページへ続く]
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自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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