【試乗】ホンダ「Modulo(モデューロ)」[N-BOX・CR-Z・N-ONE・ステップワゴン]試乗レポート/桂伸一(2/2)

  • 筆者: 桂 伸一
  • カメラマン:望月浩彦・ホンダアクセス
【試乗】ホンダ「Modulo(モデューロ)」[N-BOX・CR-Z・N-ONE・ステップワゴン]試乗レポート/桂伸一
ホンダ「Modulo(モデューロ)」[N-BOX・CR-Z・N-ONE・ステップワゴン]試乗レポート/桂伸一 ホンダ「Modulo(モデューロ)」[N-BOX・CR-Z・N-ONE・ステップワゴン]試乗レポート/桂伸一 ホンダ「Modulo(モデューロ)」[N-BOX・CR-Z・N-ONE・ステップワゴン]試乗レポート/桂伸一 ホンダ CR-Z α“Modulo”[ボディカラー:プレミアムイエローパールxブラックルーフ] ホンダ CR-Z α“Modulo”[ボディカラー:プレミアムイエローパールxブラックルーフ] ホンダ CR-Z α“Modulo”[ボディカラー:プレミアムイエローパールxブラックルーフ] ホンダ CR-Z α“Modulo”[ボディカラー:プレミアムイエローパールxブラックルーフ]ほか ホンダ CR-Z“Modulo”用スポーツサスペンション ホンダ CR-Z α“Modulo”[ボディカラー:プレミアムイエローパールxブラックルーフ] ホンダ CR-Z α“Modulo”[ボディカラー:プレミアムイエローパールxブラックルーフ] ホンダ ステップワゴン スパーダ Z“Modulo”[ボディカラー:ホワイトオーキッド・パール] 画像ギャラリーはこちら

その走り、まさにプレミアム「Modulo N-ONE」

ホンダ N-ONE Premium Tourer“Modulo”[ボディカラー:プレミアムブルームーン・パール]ホンダ N-ONE Premium Tourer“Modulo”[ボディカラー:プレミアムブルームーン・パール]

3台目は個性的な軽自動車「N-ONE Premium Tourer」。

軽のスポーツサスペンションというと、ありがちなのがヒョコヒョコした小刻みな前後の揺れ=ピッチングの嵐である。試乗車は軽カーカスタムの王道といえる15インチにサイズアップしたホイールと、20mmローダウンによる見た目の姿勢の安定感がじつにカッコいい。

モデューロサスペンションはピッチングなど皆無で、ごくわずかな凹凸に対してもサスペンションを正確にストロークさせ、衝撃を緩和。路面に対して突っ張り感の無い、しなやかさと凹凸を“いなす”スムーズな走行性は軽に上質感を与えている、見事な仕上がりである。

N-ONE Premium“Modulo(モデューロ)”試乗車 主要装備

ホンダ N-ONE Premium Tourer“Modulo”[ボディカラー:プレミアムブルームーン・パール]ホンダ N-ONE Premium Tourer“Modulo”[ボディカラー:プレミアムブルームーン・パール]

■ベースモデル:Honda N-ONE Premium Tourer[FF]

■主な装着アクセサリー

《エクステリア》カーボン調 デカール[フロント・リアドア各左右/リアバンパー用5点セット] 16,000円/センターストライプ デカール[クールグレー ボンネット/ルーフ/テールゲート アッパー・ロア/テールゲートスポイラー用5点セット] 27,000円/フロントグリル スポーツ[エンブレムイルミネーション付/LEDホワイト照明] 45,000円/グランドイルミネーション[LEDブルー照明/スモールライト連動] 20,000円/ドアバイザー[フロント・リア4枚セット] 15,000円/マットガード[フロント・リア4点セット] 11,000円/15インチアルミホイール「MS-023」[1インチアップ/15x4 1/2J インセット45mm PDC100mm] 25,000円/1本/サスペンションキット[20mmダウン] 75,000円

《インテリア》ウッディテイストパッケージ[ステアリングホイール/シフトノブ:本革x木目調コンビ] 50,000円/光りのアイテムパッケージ[ピラーイルミネーション/フットライト/インナードアハンドル&ドアポケットイルミネーション:LEDブルー照明] 28,572円/収納パッケージ[インパネマット/ラゲッジトレイ(縁高折り畳みタイプ)/ウォッシャブルカーゴボックス(縁高防水タイプ)] 13,000円/インテリアパネル[木目調] 12,000円/シートカバー[フルタイプ:合皮製/ブラウン] 46,000円 ほか

※価格は消費税別

ホンダ N-ONE“Modulo”スポーツサスペンションホンダ N-ONE Premium Tourer“Modulo”[ボディカラー:プレミアムブルームーン・パール]ホンダ N-ONE Premium Tourer“Modulo”ホンダ N-ONE Premium Tourer“Modulo”ホンダ N-ONE Premium Tourer“Modulo”[ボディカラー:プレミアムブルームーン・パール]

カタログモデルのModuloコンプリートカー第一弾「N-BOX Modulo X」

ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ[ボディカラー:プレミアムホワイトパール]ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ[ボディカラー:プレミアムホワイトパール]

こちらはこれまで紹介したクルマとは違い、正式なカタログモデルだ。N-BOX カスタム G・ターボパッケージをベースに、カスタマイズパーツを装着したModuloコンプリートカー「N-BOX Modulo X」である。

室内に乗り込んでみると、超ハイトな高さと視界の広がりが軽とは思えない車格感を持つ。N-BOX人気が高い理由もよく判る。15mmのローダウンはサスペンションストロークの初期にやや硬さはあるものの、そこを過ぎると滑らかなロール感。ロール角は大きいものの、ロールスピードが抑えられているため、不安感はない。ミニ・ミニバンとはいえ、コーナーで操る楽しさが伝わってくるところが不思議だ。小刻みなピッチングを排除していることはもちろん、しなやかなストローク感が上質な車格感を生んでいる。

CVTの加速感にいまひとつダイレクトさに欠ける空転感がある事が残念だが、そこはノーマル。モデューロがもうひと域踏み込んでアクセルやエンジン制御、ミッションとの協調制御にも介入して欲しい気がする。

N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)”[G・ターボパッケージ] 主要装備

ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ[ボディカラー:プレミアムホワイトパール]ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ[ボディカラー:プレミアムホワイトパール]

ベースモデル:N-BOX カスタム G・ターボパッケージ/全長x全幅x全高:3395x1475x1765mm/ホイールベース:2520mm/車両重量:980kg/乗車定員:4名/駆動方式:前輪駆動[FF]/エンジン種類:直3 DOHC 12V ターボエンジン/総排気量:658cc/最高出力:64ps(47kW)/6000rpm/最大トルク:10.6kgf・m(104N・m)/2600rpm/タイヤサイズ:165/55R15 75V/メーカー希望小売価格:1,949,811円[消費税8%込]

■主な専用装備

専用“X”サスペンション/専用フロントエアロバンパー/グリル/カラードフロントバンパーグリル/専用15インチアルミホイール/専用フロントブレーキディスクローター(レッド塗装)/専用カラードリアライセンスガーニッシュ/専用リアバンパーガーニッシュ/専用エンブレム/専用ブルーステッチ本革巻ステアリングホイール/セレクトレバー/専用 黒木目調インパネ/ドアガーニッシュ(フロント/リア)

ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ[ボディカラー:プレミアムホワイトパール]ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ[ボディカラー:プレミアムホワイトパール]ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ[ボディカラー:プレミアムホワイトパール]ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ

走りの愉しさを知っている集団が手がければ、質感や車格までアップする!

ホンダ「Modulo(モデューロ)」[N-BOX・CR-Z・N-ONE・ステップワゴン]試乗レポート/桂伸一ホンダ N-BOX“Modulo X(モデューロ・エックス)” G・ターボパッケージ[ボディカラー:プレミアムホワイトパール]

モデューロの仕様を決めるアンバサダー役の、御存じドリキンこと土屋圭市氏曰く、

「昔はしなやかとか上質とか、ノーマルを超えるサスペンションなんて聞くと、ほんとか?と突っ込む立場だった。だからコボちゃん(筆者のあだ名)が半信半疑で試乗を開始して行くのもわかる」

「だけど、コボちゃんの評価を聞いて、我々も自信が持てたよ」

と、なんだか立場が微妙な関係で不自然だが、モデューロの言い分と実際にズレが少ないことは実証できた。しなやかさと上質感を得るために、コストに応じて性能は高められる事も実感した。

ま、メーカー純正のように万人に向けてのサスペンションチューニングとは意味合いは異なるが、走りを楽しむために何が重要か?を判った集団が手を下すと、今回のようにクルマの質感、車格感まで変化することが叶うという実例がそこにはあった。

[レポート:桂伸一/Photo:望月浩彦・ホンダアクセス]

Honda N-ONE Modulo コンセプト[東京オートサロン2014出展・コンセプトモデル]

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桂 伸一
筆者桂 伸一

1982年より雑誌「OPTION」誌編集部員からレーシングドライバーに転身!!92~93年はR32 GT-RでN1(現スーパー)耐久シリーズチャンピオン。近年はドイツ・ニュルブルクリンクで開催される24時間レースに、アストンマーティン・ワークスカーのドライバーとして参戦。2度の優勝を飾る。日本ジャーナリスト協会(AJAJ)会員、日本カーオブザイヤー(COTY)選考委員、ワールドカーアワード(W-COTY)選考委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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