フィットハイブリッド vs フィット 燃費や使い勝手を試乗比較!(2/5)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
市街地での燃費差は予想以上!
最初は一般道(国道15号線:通称「第一京浜」)を下って、多摩川が東京湾に注ぎ込む地点に近い、川崎の殿町ICを目指す。
交通量はそれほど多くなく、そこそこ流れているが、信号停止もそれなりに多い。まっさきに感じる大きな差は、アイドリングストップするか否かだ。
そして、静かさがけっこう違う。ハイブリッドからGに乗り換えると、音や振動でエンジンの存在を強く感じるのだ。
ただしこれは、システムの違いだけでなく、車両側に施された遮音の差が大きい。実はハイブリッドカーというのは、パワートレイン以外の電気モノの音が少なくない。
そこでフィットハイブリッドには、ハイブリッドカーに相応しい静粛性を実現するため、新型フィットにおいて4段階ある中で最上レベルの遮音が施されているらしい。たしかに、フィットハイブリッドは静かである。後ろから掃除機みたいな音が定期的にかすかに聞こえるのだが、これはバッテリーを冷却するためのファンの音だ。
殿町ICの手前で表示された燃費は、フィットハイブリッドが「18.5km/L」フィットGが「12.9km/L」だ。 けっこう差がついたなという印象だ。
高速道路での燃費は市街地ほど差はつかず
そして、殿町ICから首都高速に乗り、そのまま東京湾アクアラインに入る。
途中、フィットGでも28km/L超、フィットハイブリッドでは33km/L超と表示されたが、なだらかな下り坂であり、まだ走行距離が短すぎるので、そのままスルーして、写真撮影のため海ほたるPAに入る。
そして駐車。スマートパーキングアシストシステム(今回の撮影車には非装着)が設定されたのも今回の特徴のひとつだが、なぜかGのCVT車でしか選べない設定になっていて、ハイブリッドでは選べないのが残念・・・。
そして、館山自動車道に入り、木更津南ICで下りて、撮影のため富津公園を目指す。
このときの高速燃費の表示は、フィットハイブリッドが「24.1km/L」フィットGが「21.2km/L」だ。高速ではIMA搭載による120kgの車両重量増が影響してか、市街地ほど差がつかないようだ。
それにしても、30km/Lの壁は高かった・・・。
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