BMW 新型 4ドアクーペ「4シリーズグランクーペ」新型車発表会速報
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BMWの屋台骨を支える基幹モデルがさらにラインナップ拡大
BMWの日本法人、ビーエムダブリューは2014年5月21日、BMW 4シリーズの新ラインナップとして「4シリーズグランクーペ」を発表し、6月21日より日本国内での販売を開始する。
BMWの屋台骨を支える基幹車種「3シリーズ」はこれまで、セダン、ツーリング(ステーションワゴン)、グランツーリスモ、そしてクーペとカブリオレなどがラインナップされていた。それが2013年のクーペフルモデルチェンジを機に、4シリーズとして独立。既に「4シリーズクーペ」と「4シリーズカブリオレ」が市場に投入されている。
そんな4シリーズの3番目のラインナップとなる4シリーズグランクーペは、同様の名称を持つ「6シリーズグランクーペ」と同様なボディスタイルの、いわゆる4ドアクーペモデル。BMW 3・4シリーズの属するプレミアム・ミドルクラスにおいてはBMW初の設定となる。
クーペのフォルムと4ドアの使い勝手、そしてさらに・・・
4シリーズグランクーペの4ドアクーペというコンセプトは、近年欧州のプレミアムブランドで特に急速な伸びをみせるジャンルだ。クーペのスタイリッシュさと、4ドア車の実用性を兼ね備えることから支持を集めている。
今回発表された4シリーズグランクーペは、2ドアボディの4シリーズクーペに対しルーフラインを112mm延長。ルーフのピーク位置も12mm上げて、特に後席の頭上高に配慮した。展示車両に乗り込んでみたが、後席の空間にはクーペフォルムの見た目以上に余裕があった。
しかも、だ。4ドアクーペ、と言いながら、日本式の表記をするならば4シリーズグランクーペは「5ドアハッチバック」である。純然たる4ドアの6シリーズグランクーペとは違うところで、4シリーズグランクーペのスタイリッシュなフォルムからは想像しづらいが、リアには大きなゲートを持つ。したがって荷室空間も思いのほか広く、大きな荷物だって出し入れしやすいのだ。
そう、クーペのスタイリッシュさ、4ドアの使い勝手、そのうえにこの実用性だ。ある意味3シリーズセダンよりむしろ「買い得」だと感じる方もいらっしゃるだろう。
もちろん電動開閉の「オートマチック・テールゲート・オペレーション」を標準装備するほか、足元操作でゲートを開けることができる「スマート・オープナー機能」も備える。
420i、428i、435iの3タイプ、さらに4WD「xDrive」搭載車もラインナップ
BMW 新型 4シリーズグランクーペのラインナップは、大きく分けて3タイプ。2.0リッター 直4 直噴ガソリンターボエンジン(184ps)搭載の「420i グランクーペ」、高出力版2.0リッター 直4 直噴ガソリンターボエンジン(245ps)搭載の「428i グランクーペ」、そして3.0リッター 直6 直噴ターボ(306ps)搭載の「435i グランクーペ」だ。
それぞれ標準タイプのほかに高級仕様の「Luxury」、スポーティ仕様の「M Sport」を設定。さらに420i グランクーペには、BMWのクーペモデルでは初の4WDモデル、インテリジェント4輪駆動システムxDrive搭載の「420i xDrive グランクーペ」も用意される。いずれもエコカー減税の対象車となる(xDrive車は申請中)。
全車にドライバー支援システム「ドライビング・アシスト」(レーン・ディパーチャー・ウォーニング/前車接近警告機能/衝突回避・被害軽減ブレーキ)や、「BMW SOSコール」「BMW テレサービス」などの先進装備を標準装備する。
価格は「420i グランクーペ」5,160,000円から「435i グランクーペ M Sport」8,030,000円まで[価格は全て消費税込]。
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