アウディ新型「R8」最高速330km/hという性能を完全にコントロール!世界中のレースで大暴れも納得!(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:和田清志
富士スピードウェイの本コースで新型「R8」を試す!
アウディの新型R8に試乗したので紹介したい。前置きは後回しにして、まずコクピットに座ってスターターボタンを押した、と思って欲しい。
すると610馬力を発生する5.2リッターV10エンジンが傲然と回り出す。試乗は富士スピードウェイの本コースである。R8くらいの性能持つクルマの性能をフルに楽しむならサーキットでしょう!
マニュアルレンジの1速をセレクトし、アクセル踏むと低い回転域で滑らかに走り出す。このくらいジェントルに走り出せるなら、街中でもストレスない。
ミッションはツインクラッチのため、パドル操作すると同時にシフトアップ。このくらいのパワーあるモデルだと「マニュアルよりツインクラッチの方が速い」というのが今や常識になった。
サーキット走行のオキテなので1ラップは高速クルーズでコース&各部のチェックを行う。
競技用車両『GT3』とボディ構造ほぼ同じ!?
1コーナーを回って70%くらいアクセル踏んでたまげる!驚くほど質感が高い!
アルミとCFRP(カーボン)で作られているボディは競技車両と同じくらいガッシリしており、後で聞いたら競技用車両である『GT3』とボディ構造ほぼ同じだという。
ステアリングフィール文句無し。カーボン製ディスクをセットしたブレーキのタッチは、冷えているときからカッチリしており苦しゅうない。
従来型と見分けが付きにくいデザインを除き、何から何までホンモノの奥行きと迫力を持ってます。「素晴らしいね!」と思っているウチ、最終コーナーをクリアしてアクセル全開!もはや単純に速いですワな。
0~100km/h加速が3.2秒。最高速330km/hですから。
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