ボルボ 新型XC60 T6 AWD R-Design & D4 AWD R-Design 試乗|世界中でイチバン売れている理由を探る(1/3)
- 筆者: 山田 弘樹
- カメラマン:小林 岳夫
大幅に洗練(Refinement)されたR-Design
世界で一番売れているボルボであり、昨年同社としては初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠を勝ち取ったXC60(ちなみに今年もXC40が選出され、ボルボはCOTY二連覇を果たした)。
そのバリエーションにおいて、XC60のお洒落番長とも言える「R-DESIGN」のMY19(19年モデル)に今回試乗することができた。
「R-DESIGN」は、XC60の魅力や本質をスポーティに演出することにある。ちなみにその“R”が意味するのは「Refinement」(洗練)。変更点はスタンダードモデルの内外装とシャシー系のスープアップにあるが、決して「Racing」ではないところがミソである。
具体的にそのリファインされた内容を見てみると、外観ではフロントグリル、サイドウィンドートリム、ドアミラーカバー、リアバンパー下部(グロッシーブラックトリム)を専用パーツで“ひと巻き”し、19インチ/21インチふたつのホイールを用意。
インテリアはその特徴的なスカンジナビアンデザインのインパネトリムやコンソールパネルをメタルメッシュ・アルミニウムパネル化し、ここに黒基調のレザーステアリングとヌバック(起毛革)×ナッパレザー・コンビのシートで引き締めている。
その印象はシンプルながら暖かみのある「インスクリプション」のウッド系インテリア×レザーシート内装に比べ、モノトーンの色合いがソリッドさを引き立てていた。ボルボいわく「高度なテクノロジーを操る戦闘機のコクピット」がイメージなのだそうだ。
そんなRデザインが設定されるのは「T6 AWD」と「D4 AWD」の2グレード。ここにT5とT8が加わらないのは、ツインエンジンとしてモーターを搭載するT8が最上級ラグジュアリーモデルであり、Rデザインはスポーティさを強調するバージョンだからT5とは差別化を図った、ということだろう。
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