ボルボ 新型V90クロスカントリーは美しくエレガント、かつ絶妙に”ちょい”スポーティ[海外試乗](1/2)
- 筆者: 竹岡 圭
全面刷新した90シリーズの第三弾
ボルボのクロスオーバーワゴン、NEW V90 Cross Country(新型V90クロスカントリー)に先行試乗する機会を得た。XC70の実質的な後継となるモデルだ。ベースのV70・S80はフルモデルチェンジで新プラットフォームや自社開発の新エンジンを採用し全面刷新。新たに90シリーズへと大きく発展を遂げた。既にXC90(日本導入済み)、V90・S90(こちらも日本導入間近)と次々登場しており、V90クロスカントリーはそのシリーズ第三弾となる。実力を試してきたのは自動車評論家の竹岡圭さん。真冬の北欧スウェーデンへ出向き、雪上のみならず、氷上でもテストした。極寒の北欧で磨かれたAWD性能、そしてボルボが放つ唯一無二の魅力について、存分に語って頂こう!
>>VOLVO NEW V90 Cross Country(ボルボ 新型V90クロスカントリー) フォトギャラリー[画像90枚!]
晴れ女パワー恐るべし!? 極寒の北欧かと思いきや・・・
とにもかくにも今回、ストックホルムから飛行機で1時間ほど北へ向かったエステルスンド空港を降り、そこからクルマで走っていったわけなんですけれど、言うまでもなく圧雪路! かと思ったら意外とそうでもなくて、なんと当日の気温は4月上旬並み。
とはいえマイナス2度だというから、さすがは北の国からという感じですけど、だいぶ雪がなくなっちゃってまして、ドライ路面だったりシャーベット路だったり、凍ってたりと、さまざまな路面に出くわすというシチュエーション。この頃日本は大寒波に襲われていたそうで、日本の方が寒かったらしく、いやはや私、竹岡圭の”晴れ女”パワー、いいんだか悪いんだか(汗)。
まぁそんな冬道を、比較的ソフトなオールシーズンタイヤに鋲(びょう)を打った“スタッドタイヤ”(ちなみに一般的な冬用タイヤは鋲を使わないから“スタッドレス”ね)を履いた、「Volvo NEW V90 Cross Country」(新型V90クロスカントリー)のAWD T6モデルと、「XC90」のAWD T8(PHEV)に分乗し、湖に向かって走りました。
そうなんです。今回は思いっきり湖、つまり氷の上を走りまわってくださいという企画だったんですよね。
テストコースは、想像を絶する巨大な(凍った)湖の上
その湖、やっぱりスケールが違いました。
ここへ至る途中では、大河と呼んでも差し支えなさそうな巨大な川も凍ってたりしましたけど、やっぱりクルマで走り回るとなると、それなりの氷作りが必要だそうで、4ヶ月も掛かって作られているんですって。なんとありがたいこと!
今回は、晴天ゆえ氷が緩んできてるので、全部を自由に走るのは危険だからコースを設定した、と現地の方はおっしゃってましたけど、そのコースの広さだって、日本の湖上のコースとは比較にならないくらいビッグサイズですから、しっかりとクルマの性能を体感できたのは言うまでもありません。
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