フォルクスワーゲン ルポ 試乗レポート
- 筆者: 石川 芳雄
- カメラマン:小平寛
コンパクトカーの水準を塗り替えるクオリティの高さ。
高級セダンD1の投入を視野に入れて、フルライン・プレミアム化を進めるフォルクスワーゲン。ルポはそのラインアップのボトムレンジを受け持つクルマとして、1998年に本国デビューした。
こうした使命を担って登場したルポが、ついに日本にも導入される運びとなった。本国デビューから時間が経ったのは、ポロの立場を慮っての事だろう。では早速ルポで走り出そう。搭載される1400ccエンジンは形式上はポロのものと同じ。ただし、ルポは燃費を中心とする環境対策がかなり進んでいて、電子制御のスロットルやフリクションの少ない動弁システム、それに軽量に仕上げるための樹脂製インテーク/ステンレス製エキゾーストの各マニュホールドが採用されている。そうそう、燃料もレギュラーでなくプレミアム仕様。このサイズでハイオクを要求するのはちょっと疑問だが、これも環境対策のためだ。
ミッションは4速AT。ややハイギアードな設定となっている。Dレンジ全開だと4800回転あたりで2速にシフトアップするが、ここからの加速が少々物足りない。しかしフットワークは最高。多少飛ばしてもスタビリティは非常に高く、4輪のサスペンションが良く動いて路面をしたたかに捉える。ルポのこうした重厚さは、コンパクトの領域を明らかに越えている。見た目同様に非常に商品性の高いクルマと言えるだろう。
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