お年玉で中古車選び!予算100万円以下で買える輸入車5選

画像ギャラリーはこちら

年の瀬からお正月、子供のころの楽しみといえば「お年玉」でした。大人になってからは、もらう方よりも渡す方になってしまいましたが(涙) もし大人にも、誰かからポーン! と100万円くらいお年玉をもらえたら……なんて妄想をしちゃったりして。もしそんな感じで手に入った100万円があったら、どんなクルマを買おうかな、という企画をクルマ系イラストレーター&ライターの遠藤 イヅル氏がお送りします!

 

■予算100万円以下で買えちゃう中古輸入車を画像でチェック(21枚)

目次[開く][閉じる]
  1. 100万円あったらどんな車を買う!?
  2. 【コンパクトカー編】あえて100万円の「VW ゴルフ2」を選ぶ
  3. 【高級セダン編】こんなに安いの!? コスパ抜群の「ジャガー XJ」
  4. 【SUV編】「男らしさ」は現行型以上! ちょい古な「ラングラーTJ」を狙う
  5. 【ステーションワゴン編】240よりもさらに四角いボルボ「ボルボ940エステート」
  6. 【スポーツカー編】甘美な生活が待っている?「アルファロメオ スパイダー」

100万円あったらどんな車を買う!?

この企画、妄想なら生活に直結しないクルマや、セカンドカー、通常の自分のクルマ選びでは出てこないクルマなどが思いつくので面白いことに気がつきました(笑)。 そこで今回はジャンルを5つに分け、筆者が今欲しい「妄想100万円お年玉輸入車選び」をお送りいたしましょう。

【コンパクトカー編】あえて100万円の「VW ゴルフ2」を選ぶ

まずは、使い勝手のよいコンパクトカーから。100万円あれば、本気でオススメを考えると、ボルボ V40やBMW 1シリーズ、メルセデス・ベンツ Aクラス、ルノー ルーテシアなど、名だたるB・Cセグメントのハッチバックが買えちゃいます。でも、あえてここでは、ちょっと古くて、買うのに勇気が出にくいクルマにチャレンジ。「VW ゴルフ」の2代目(1983-1992)はいかがでしょう。

70年代のクルマでは古くて我慢を強いられることがありますが、ゴルフ2は現代の路上でも申し分なく使えるのが魅力。初代と3代目はほぼ市場から消えてしまいましたが、2代目はタマ数も豊富で、なんとゴルフ2専門店があるほどです。

そのぶん程度によって価格もピンキリ。安いものはヒトケタ万円から売られています。でも、最終モデルでももう30年近く経っているクルマ。手を入れれば安心して乗れますし、クルマもシャキっとするものですので、お金をかけてビシっとした程度が良い100万円近いゴルフ2で、オシャレで一味違うカッコイイカーライフを過ごすことも楽しめそうです。

ちなみに筆者は、1992年式のサーブなど古いクルマに乗っていますが、整備をちゃんとしていれば壊れることは少なく、フツーに日常のアシに使っています。って、あれ、妄想が、結構現実的な話になりましたね(笑)。

フォルクスワーゲン/ゴルフ
フォルクスワーゲン ゴルフカタログを見る
新車価格:
341.1万円792.8万円
中古価格:
25万円834万円

【高級セダン編】こんなに安いの!? コスパ抜群の「ジャガー XJ」

クルマ選びで意外と盲点なのが、排気量と車体が大きな高級セダン。BMW 5シリーズ、メルセデス・ベンツ Eクラスなど、いわゆるEセグメント以上が該当します。

何が盲点かと言うと、リーズナブルなのです。新車購入価格や装備の多さ、ブランド力、高級感を考えたら、「こんなにすごいクルマが、この値段で買えていいの」と思っちゃうほど。中でも高級車の代名詞ともいえるジャガーは、その印象が強いブランドです。

100万円以下で手に入るジャガーはいくつかありますが、トラブルが起きる可能性の低さや、タマ数の多さから、「ジャガー XJ」(そう、あの高級車XJが買えてしまう!)の中でも1990年代半ば〜2000年代前半に作られていた「X300」という世代と、そのエンジンをV8にした「X308」を買ってみたい、と以前から思っています。

エンジンが直6のX300のほうがオートマチックのトラブルが少ないと言われていますが、年式的な安心感や、電装系がデンソーになった(ダシャレみたい)ことによる信頼性の向上、中古車市場での豊富な台数からX308でしょうか……と、妄想なのについつい本気で購入シミュレーションをし始めちゃうので、このあたりで次に進みましょう(笑)。

ジャガー/XJ
ジャガー XJカタログを見る
新車価格:
1,170万円2,107万円
中古価格:
38万円989.9万円

【SUV編】「男らしさ」は現行型以上! ちょい古な「ラングラーTJ」を狙う

筆者は20台以上国内外のクルマを乗り継いでいるのですが、SUVを買ったことがありません。自分に似合わない(涙)というのもあるのですが、でもそのぶん、憧れは大きかったりします。現実的に欲しいSUVの選択はいくらでもありますが、ここは妄想コーナーなので、以前から気になっていたクルマを「妄想で購入」したいと思います。

それが、「ジープ・ラングラー」の初代もしくは2代目。コードでいえば「YJ」「TJ」と呼ばれるモデルです。

現在発売されている現行型(4代目・JL型)でさえ男らしさやアメリカ車らしさがムンムンのラングラーですが、軍用ジープを民生化した「CJ」の基本的なスタイルを保つYJとそのマイナーチェンジ版TJは、よりジープらしさが濃厚に出ていて、男らしさが一層溢れています。

YJでは、機構面では古典的な4WDだったCJに比べ、メカニズムがジープ・チェロキー(2代目・XJ型)と共用化が進んで近代化され、TJではさらにフロントサスが独立になるなど改良が進みました。

TJは1996年から2006年まで発売していたので、市場で残存数も多くいろいろ選べますし、日本仕様は右ハンドルなので、左ハンドルが苦手な人にも嬉しいところです。

ジープ/ラングラー
ジープ ラングラーカタログを見る
新車価格:
799万円1,030万円
中古価格:
75万円1,870万円

【ステーションワゴン編】240よりもさらに四角いボルボ「ボルボ940エステート」

釣りやウインタースポーツ、アウトドアなどの趣味がある人にぴったりのステーションワゴンは、豊かな暮らしをイメージさせてくれますよね。日本でもかつてワゴンブームがありましたが、それを牽引した一台が、ボルボ240エステートです。

1960年代登場の140系を改良して1974年に登場した240系は、1993年まで発売が続いたベストセラー&ロングセラーボルボ。ボルボは四角くて堅実、堅牢というイメージを与えたクルマでもありました。特にリアシート以降に広大な荷室を持っていたエステートは大人気を博し、現在も中古車市場では高値で取引されています。

でも、四角いボルボは240だけではないのです。個人的には「940」が好みです。ボルボは、1982年に240の上位車種としてV6を積んだ「760」を発表したのち、240と760の間を埋めるモデルとして4気筒の「740」を追加しました。その後740/760は1990年になって改良版の「940/960」に進化、1998年まで製造されました。

740/760は直線的なスタイルが特徴で、窓も大きく240よりも大きく近代化していたのですが、その美点をしっかり引き継いだ940/960も、1990年代のクルマとしてはシャープなデザインを持っていました。よく見ると1960年代的な丸さを各部に感じさせる240よりも、さらに四角いボルボなのです。740は価格もこなれているのもポイントです。

【スポーツカー編】甘美な生活が待っている?「アルファロメオ スパイダー」

クルマは便利で実用的なもの。だから、人も荷物も決して多くは積めない2人乗りのスポーツカーを、セカンドカーとして持つのは夢のひとつと言えましょう。とはいえスポーツカーは高いから買うのはたいへん……。

いえいえ、実は、100万円以下でBMW Z4、メルセデス・ベンツ SLKなど名だたるメーカーのスポーツカーを手に入れられます。年式的には10〜15年落ちになってしまいますし、何もメンテしないで乗ったりするのは避けたほうがいいですが、それを差し引いても、新車時にはそれなりに高価だった欧州製スポーツカーがリーズナブルに買えるのは驚きです。

そこで、このジャンルでは、「アルファロメオ スパイダー」を一押ししたいです。

サメのようなスタイルでジュリア以来の設計を残していた初代も、少し前まではこのコーナーのお題の対象になったのですが、今やもう少し価格帯が上になってしまいましたので、ここで登場するのは2代目。「916」と呼ばれるモデルで、深海魚のような小さな4灯のヘッドライトや、ボディサイドに走る大胆なキャラクターラインが特徴の2+2クーペ「GTV」の2シーターオープン版です。

購入可能帯だと2リッターDOHC“ツインスパーク”搭載モデルですが、エンジンを買うだけで価値があるような3リッターV6版もギリギリ買える個体があります。官能性や情感たっぷりのエンジンと、美しいピニンファリーナによるデザインを持つスパイダーは、イタリア車らしい雰囲気が溢れています。スパイダーなら、休日の朝や金曜夜のドライブも甘美な時間に変えてくれること間違い無し!?

[筆者:遠藤イヅル]

最後まで読んで頂いた方には超豪華な旅館宿泊のチャンス!

2019年12月17日からMOTAにてリリースされた「ドライブ/宿」企画。

今回は、MOTA厳選宿公開記念として、1組2名さまに抽選で当たる宿泊券プレゼントキャンペーンを実施します。

応募条件は、以下のページからMOTAのメールマガジンに会員登録し、当キャンペーンに応募するだけ。

豪華宿泊券プレゼントキャンペーンのご応募はコチラ

この機会に是非ご応募ください! 中には1泊10万円以上の宿も…!?

どんな宿があるかは、ページ上部右端の「ドライブ/宿」ページで見れるので要チェック!

豪華宿泊券プレゼントキャンペーンのご応募はコチラ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

フォルクスワーゲン ゴルフの最新自動車ニュース/記事

フォルクスワーゲンのカタログ情報 フォルクスワーゲン ゴルフのカタログ情報 フォルクスワーゲンの中古車検索 フォルクスワーゲン ゴルフの中古車検索 フォルクスワーゲンの記事一覧 フォルクスワーゲン ゴルフの記事一覧 フォルクスワーゲンのニュース一覧 フォルクスワーゲン ゴルフのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる