【2022年】身長153cmの小柄女子がトヨタ ヤリスクロス ハイブリッドに試乗! 本音で評価してみた【人気のクルマを運転してみた】

ヤリスをベースにしつつもヤリスより大きく使いやすい!|ヤリスクロスの概要

トヨタ ヤリスクロスのボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm。ヤリスに比べて全長240mm、全幅20mm・全高90mm大きくなっています。

後部座席が最小限のヤリスに比べると、ヤリスクロスはSUVらしく居住性や荷室空間を広げ、ユーティリティ性能を重視しています。

エンジンはガソリン、ハイブリッドともに1.5L直列3気筒です。

ヤリスクロスの価格/グレード

ヤリスクロスは2022年に「GR SPORT」と「Z “Adventure”(アドベンチャー)」グレードが追加され、全部で5タイプが設定されました。またガソリンとハイブリッド、2WDと4WDが設定されるため、全18グレードがあります。

ヤリスクロスの価格(税込)は189万6000円〜293万6000円と、価格帯の幅も広いです。

ただ、ヤリスクロスの納期は2022年11月29日時点で注文から6ヶ月以上かかるとされています。

グレードエンジン駆動方式最高出力/最大トルクWLTCモード燃費価格(税込)
X1.5Lダイナミックフォースエンジン2WD(FF)120馬力/145Nm20.2km/L189万6000円
4WD18.5km/L212万7000円
G2WD(FF)19.8km/L202万円
4WD18.2km/L225万1000円
Z2WD(FF)18.8km/L223万2000円
4WD17.4km/L246万3000円
GR SPORT2WD(FF)17.6km/L236万7000円
Z “Adventure”2WD(FF)18.8km/L233万1000円
4WD17.4km/L256万2000円
HYBRID Xリダクション機構付のTHS II

1.5Lダイナミックフォースエンジン

2WD(FF)91馬力/120Nm30.8km/L228万4000円
4WD28.7km/L251万5000円
HYBRID G2WD(FF)30.2km/L239万4000円
4WD28.1km/L262万5000円
HYBRID Z2WD(FF)27.8km/L260万6000円
4WD26.0km/L283万7000円
HYBRID Z “Adventure”2WD(FF)27.8km/L270万5000円
4WD26.0km/L293万6000円
HYBRID GR SPORT2WD(FF)25.0km/L275万円

シンプルで使いやすい内装がポイント|ヤリスクロスの外装や内装(インテリア)、デザイン

ヤリスクロスの外観(エクステリア)は最近のSUVにありがちな都会的でスタイリッシュなデザインです。ただシュッとしているのではなく、SUVらしさを表現するためかボディが少し張り出しているようにも見え、力強さも感じられます。

シティ派だからといって決してアウトドアシーンに適していないということはなく、どんな場所に連れ出しても馴染む順応性も持っていると思いました。

ヤリスクロスの内装(インテリア)はシンプルで機能的なデザインです。ステアリングやシートは上下方向に調整できるので、小柄な人でも安心です。

運転中に触れるスイッチ類やメーター、センターディスプレイは、比較的高い位置にレイアウトされているので、運転中の視線移動が少なく済みます。

メーターはヤリスと異なる点です。

上級グレードにはカローラシリーズやRAV4などに用いられている7インチTFT液晶が装備されています。ヘッドアップディスプレイも用意されており、コンパクトSUVでありながら高級車のような先進装備がポイントです。必要十分な装備が備わっているという印象でした。

買い物やちょっとした遠出も快適!|ヤリスクロスに試乗して感じた乗り心地

今回試乗したヤリスクロス HYBRID Zは加速が必要な高速道路の合流でもスムーズに速度を乗せていってくれます。また、左右に揺さぶられることもなく、乗っていて安心感がありました。

しかし、アクセルを踏み増したときにエンジンの唸り音が車内に響いてくるのが少し気になりました。

乗り心地としては不快な突き上げ感もほとんどなく、快適に運転できました。今回は都内近郊での試乗でしたが、お買い物やちょっとしたお出かけでは安心して乗っていられる車だと思います。

ヤリスクロスを運転していて気になったこと

左右に少し膨らみのあるボンネットなので、シートを一番上に上げても膨らみの部分までしか確認できず、サイズ感に慣れていないと少し不安になる人もいるかもしれないと感じました。ただコンパクトサイズなので、駐車や右左折時などに困ることはありません。

また、特に燃費を気にせず走行していましたが、20km/L近い数値が出ていました。燃費性能は非常に高いと思います。

ヤリスクロスに試乗してみた評価

全体的に必要十分な車と言えます。今回短時間での走行でしたが、特に良いと思ったのは燃費性能、価格の安さです。また、機能面についても安全装備が充実していて安心です。一方、走行性能や運転のしやすさについてはコスト的に仕方ない面もあるかもしれませんが、少し気になりました。

まとめ

全体的には完成度の高いコンパクトSUVと言えます。この質感、装備内容で260万6000円なら十分満足できる車に仕上がっているのではないでしょうか。

選択肢が増え、ますます魅力的になったヤリスクロス。気になった方はぜひ試乗してみてください。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)、カメラマン:MOTA編集部/トヨタ自動車】

トヨタ/ヤリスクロス
トヨタ ヤリスクロスカタログを見る
新車価格:
189.6万円293.6万円
中古価格:
172.1万円427.8万円

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篠田 英里夏(MOTA編集部)
筆者篠田 英里夏(MOTA編集部)

クルマ好きが高じて、大学卒業後は自動車専門紙の記者や自動車メディアの編集を経験し、現職に至る。MOTA編集部ではこれまでの知識を生かし、主に記事制作や取材、企画などを担当。最近ではeモータースポーツのレースにもたびたび参戦している。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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