トヨタ 新型ヴェルファイア・アルファード 先進安全技術「速攻」試乗レポート/渡辺陽一郎(1/2)

トヨタ 新型ヴェルファイア・アルファード 先進安全技術「速攻」試乗レポート/渡辺陽一郎
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この滑らかな乗り心地は「大空間高級サルーン」も過言ではない

トヨタ 新型ヴェルファイア・新型アルファード

「新世代の大空間高級サルーンです」

トヨタ 新型ヴェルファイア&アルファードの開発者は、このように表現した。もちろんジャンル分けは「背の高いLサイズミニバン」だが、大勢乗せてたくさん積む事よりも、上質感や快適性を重視したという。なので大空間高級サルーン(セダン)なわけだ。

フルモデルチェンジの詳細は、別記事の「豪華シートを備えた新型ヴェルファイア・アルファードを発売」で述べているとおり。仕上げの良さは、助手席や後席に座って短い距離を走っただけでもハッキリと分かる。

特に17インチタイヤ装着車の乗り心地は、とても滑らかであった。ボディ剛性を高め、車両の中央から後方のプラットフォームを大幅に変更し、リアサスペンションをダブルウイッシュボーン式に改めたことで、細かな振動や突き上げ感の吸収力が格段に向上している。

新型ヴェルファイア・アルファード サードシート

シートの座り心地もさらに快適になった。

大きく変わったのは、固定式のアームレストを備えた「エグゼクティブパワーシート」だ。先代型は、見栄えは良くても電動オットマンを内蔵するために座面の前端が硬かったが、新型では柔軟に仕上げている。

3列目も全グレードにわたって見直された。先代型の3列目は体の沈み方が乏しく、着座姿勢が安定しにくかったが、新型ではサポート性が高まっている。 この乗り心地と座り心地の改善を考えると、「大空間高級サルーン」も、あながち大げさではないだろう。

そしてもうひとつ、高級サルーンらしさを強めるのが、ドライビングをサポートする運転支援システムだ。新型ヴェルファイア・アルファード発表当日に体験試乗が適ったので、その使い勝手をレポートしよう。

より使い易くなった駐車アシスト機能

新型アルファード・ヴェルファイアのインテリジェントパーキングアシスト2を試乗体験中の様子
新型アルファード・ヴェルファイア インテリジェントパーキングアシスト2新型アルファード・ヴェルファイア インテリジェントパーキングアシスト2

まずは駐車のためのステアリング操作をアシストしてくれる「インテリジェントパーキングアシスト2」から。

駐車場をゆっくり進むと、車両が路面に引かれた白線を認識する。次にスイッチを入れると、カーナビのモニターに駐車場の映像が映し出され、ドライバーは青色のラインを合わせて駐車場所を設定。以前はこの操作が面倒だったが、新型ヴェルファイア&アルファードでは簡単。空いている駐車枠が2つ並んでいる時は、ハンドルを回すことでどちらかを選べる。

この後はモニター画面の案内に従って、徐行しながら後退すれば良い。ハンドルが自動的にクルクルと回転して、白線の枠内に収まる。多少のズレが生じた時は、前進して改めて後退すると、再びハンドルが自動的に回って白線と平行に駐車できる。

「縦列駐車」機能のみならず、「縦列出庫」機能が新しい

新型アルファード・ヴェルファイアのインテリジェントパーキングアシスト2を試乗体験中の様子
新型アルファード・ヴェルファイアのインテリジェントパーキングアシスト2を試乗体験中の様子新型アルファード・ヴェルファイアのレーダークルーズコントロールを試乗体験中の様子

縦列駐車も試した。直線的に並んでいる車両と平行に停車して、同じようにスイッチを入れてから、指示に従って後退する。ハンドルが自動的に回り、縦列駐車が簡単に行えた。

新しいのは「縦列出庫」の機能だ。路上のコインパーキングなどに駐車している時、後から来た駐車車両に前後を挟まれてしまうと、出庫しにくくなってしまう。

この時も「インテリジェントパーキングアシスト2」は役に立つ。スイッチで出庫したい方向を設定し(道路の左側に停車した時なら出庫方向は右側)、案内に従って前進と後退を繰り返すと、ハンドルが自動的に回って抜け出せる。

新型アルファード・ヴェルファイア パノラミックビューモニター ムービングビュー (Pポジション時)トヨタ 新型アルファード「インテリジェントクリアランスソナー」により後方の障害物を検知している様子

これらの機能は、車両を上空から見た映像として表示するパノラミックビューモニター、音波センサーを使って障害物を検知するインテリジェントクリアランスソナー(作動速度は時速15km以下/検知範囲は3m以内)、電動パワーステアリングなどを応用することで成り立っている。

そのために安全性も高められた。車両の後方が壁なのに、ATレバーをR(リバース/後退)レンジに入れてアクセルを踏み込めば、「インテリジェントクリアランスソナー」が検知して自動的にエンジン出力を抑える。

パーキングアシストを使って後退している時も、障害物を検知すれば、自動的にブレーキが作動する。ハンドルを切った状態で前進や後退をしている時、側方の車両を巻き込む危険が生じると、警報を発する機能も設けた。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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