トヨタ 新型プリウス 新型車解説(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:原田淳
ついに登場!新型プリウス
トヨタから3代目となる新型プリウスが発表された。
環境問題や優遇措置が巷間に浸透し、プリウスはいまや“エコカーの代名詞”となったことは、言うまでもない。
1997年に登場した初代プリウスは、「ハイブリッド」という言葉がまだ世間に浸透していない中、28km/L(10.15モード走行燃費)を記録したエコカーの金字塔である。
当時の欧米メーカーはハイブリッド技術を「ブリッジテクノロジー(次世代までのつなぎの技術)」と位置づけていたが、このプリウスの売れ行きを見て考えを改めることになったというエピソードがある。その欧米メーカーから最近になってハイブリッド車の発表がなされるのも、このプリウスに感化されて開発を始めたからにほかならない。
自動車の開発には数年を要するが、1997年にトヨタがハイブリッド車を市販していたというのは、振り返ってみれば驚くべきことなのかもしれない。
2003年にはプリウスは初めてのフルモデルチェンジを行う。エクステリアは初代よりも“未来を感じさせる”仕上がりになっており、 搭載されるハイブリッド技術も刷新されてより低燃費を実現させた。35.5km/L(10.15モード燃費)という驚くべき数値だ。
北米マーケットに受け入れられたのも、この2代目プリウス。「エコカー(プリウス)に乗ることはオシャレなことである」というムードをアメリカの富裕層たちが作り上げたことも話題になった。
そして今回の3代目。2009年1月のデトロイトショーでワールドプレミアとなった新型プリウスは、思わぬライバルを迎えることになる。デトロイトでのアンベイル(発表)からほぼ一ヶ月後に日本国内で発売になったホンダ インサイトがそれだ。仕組みは異なるが、プリウスと同じハイブリッド車ということと、ホンダがインサイトにつけたプライスタグに世間は驚き入った。インサイトの販売が好調なことに触発されたトヨタが、新型プリウスの価格をそれまでの予想を大きく下回る数字に設定したことは記憶に新しい。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。