トヨタ プリウス 新車発表会速報

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トヨタ プリウス 新車発表会速報
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「さらに“さきがけ”した新型プリウス」

インテリアセンターコンソールエンジンシフトレバー

プリウスがフルモデルチェンジした。発表会で「うおおおっ」と声があがった新型プリウスは確かにすごかった。

新型プリウスの革新として、様々な斬新な機能が目白押しのクルマだが、その1つ「機能・装備の革新」。順を追って説明すると、まず、クルマに近づくところから、もうその革新が表われる。「スマートエントリー&スタート」。通常のキー操作がいらないのだ。リモートコントロールキーをポケットや鞄に携帯しているだけで、車に近づいたら感知し、解錠してくれるのだ。

そのままドアを開けて、室内に入ると、次はスタート。これも、従来の作業のキーを差し込む動作は必要ない。プッシュボタンスタートによる、スイッチボタンをひと押しすれば、スタートが出来るのだ。また、静かに、クリーンに、車を動かすことが出来る、モーターのみ走行のEVドライブモード。これも、操作はボタン1つである。

さらに、シフトレバーにおいては日本初の電子制御式。設置場所はステアリング左下部、操作ノブは常にポールポジションにあり、指先でも充分な、軽い操作でシフト変更が出来る。シフトポジション表示は、センターメーター中央に表示される。また、パーキングポジションはボタン1つ。どのシフトポジションであろうと、ワンタッチで「P」への切替が可能というわけだ。

そして、先にも書いた“声があがった”機能が、世界初の「インテリジェントパーキングアシスト」。車庫入れや縦列駐車において、ドライバーは安全確認と速度調整を行うだけ、あとのステアリング操作は、車側が操舵操作をしてくれるのだ。さらにこの操作も、タッチパネルで簡単に行えるようなっている。このタッチパネルでの設定操作さえ慣れてしまえば、初心者や駐車が苦手な人には、力強い助っ人になること間違いない機能である。

その他、特筆すべきものは、約140キロの軽量化。世界最高レベルという35.5km/Lという燃費。そしてこの数値にも貢献している新世代ハイブリッドシステム「THS II」。等々、ハイブリッド車の“さきがけ”車として申し分ない、機能が盛り沢山のクルマである。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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