トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 試乗レポート|藤島知子(1/3)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:オートックワン編集部
女性趣向をより前面に打ち出してきたパッソ
『女性向け』と謳われるクルマは数あれど、身につける服を選ぶように自分の感性にマッチするクルマにはなかなか出会えないものだ。お小遣いでオシャレアイテムを上手に取り入れて自己表現をしていく女性にとって、身の丈以上のクルマは現実的ではない。
ところが最近、国産メーカーは女性のリアル目線を意識したクルマづくりに力を注ぎはじめている。
プチトマトのイメージでおなじみの「トヨタ パッソ」は、低燃費、広々とした室内空間、運転しやすさを備えた親しみやすいキャラクター、さらには100万円台というお買い得な価格設定も手伝って、発売から6年が経ったモデル末期でも月販平均7500台をキープするという、縁の下の力持ち的存在へと成長を遂げた。
初代は7割が女性ユーザーだったこともあり、新型が女性趣向を強く打ち出してきた理由にも納得がいく。なかでも独身層と子離れ層が多いとなれば、コダワリ派を頷かせる商品戦略が必要だ。
そこで、新型パッソはこれまでの親しみやすさはそのままに、企画段階からリアルな女性目線の意見が取り入れられてきた。
今回の新型モデルは、トヨタでは「パッソ」、ダイハツでは「ブーン」として発売されるが、基本的にはバッヂとそれぞれのグレード構成と装備に違いがある。
ダイハツでは3タイプの構成となるが、パッソはシャンパンゴールド色に塗装されたドアハンドルやミラー、ホイールに加え、プロジェクター式ハロゲンランプ、チョコ色のベンチシートを設定した上級グレード『パッソ+Hana』が設定されている。
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