車中泊仕様のミニバンから全長6m超“高級ホテルの一室”のような本格キャンパーまで勢ぞろい!【お台場キャンピングカーフェア2021】(2/2)
- 筆者: 増田 真吾
- カメラマン:MOTA編集部
伝統のボンゴトラックをベースにした最終モデル/ロータスRV販売
オリジナルキャンピングカーから、南極観測隊の居住モジュールまで手掛けるロータスRV販売が出展するのは、1989年から販売される人気シリーズ「マンボウ ファイナルエディション」だ。
本格的なキャブコンバージョン(キャブコン)でありながら、全長4,880mm、全幅1,880mmというコンパクトなサイズのため、街中での運転も楽にできる。
ただし、ベースとしているマツダ ボンゴトラックの生産終了により、販売できる台数は残りわずかとのことなので、興味のある人は早めに相談した方が良さそうだ。
コンパクトだけど機能的な3台に注目/AtoZ
埼玉県春日部市に拠点を構えるキャンピングカーメーカー「AtoZ(エートゥゼット)」では、「Alen H(アレン・ハイ)」、「Alpha H(アルファ・ハイ)」、「Anna Model M(アンナ・モデルM)」の3台を展示。
キャブコンに分類されるアレン・ハイは、マツダ ボンゴトラックをベースとした同社の人気モデル、アミティの後継モデル。また、NV200ベースのアルファ・ハイは、ミニバンベースの強みを活かした低床設計で、高い天井が自慢のキャブコンだ。
そして、トヨタ タウンエースベースのバンコンであるアンナ・モデルMは、5人乗車と大人2名+子供2名の就寝スペースを確保。コンパクトなボディは取り回しが良く、2,400mmある全高さえ注意すれば、十分日常使いもできる仕様になっている。
コンパクトでちょうどいいキャブコン! /キャンピングカーランド Funluce
オリジナルキャンピングカーの企画設計から生産、販売まで行うキャンピングカーランドの「Funluce(ファンルーチェ)」は、合同ブースやJRVAブースに計5台のキャンピングカーを展示。
中でも「URAL asia(ウラル エイジア)」は、ナローボディのハイエースをベースにしたキャブコン。全長を4,825mmと5,000mm以下、全幅も1,920mmに抑え、大型のキャンピングカーが不安な方でも比較的運転しやすいモデルとなっている。
コンパクトなサイズに抑えながらも、最後部には常設ベッドを備え、6名乗車と最大4名の就寝が可能。さらに運転席の上部に大きく突き出したバンク部とベッド下には大型の収納を確保し、家族での旅行やアウトドアにも安心な1台だ。
高性能な電源システムと抗菌・抗ウイルスコーティング/ダイレクトカーズ
東海地区で最大級の車中泊仕様・キャンピングカー専門店であるダイレクトカーズは、テレビ番組にも取り上げられた軽キャンパーの「AMAHO(アマホ)」をはじめ、計6台のキャンピングカーを展示する。
ハイエース スーパーロングベースの「Retreat SUPERLONG(リトリートスーパーロング)」は、リアルウッドが美しいログハウス風の内装と、セカンドシート手前にはシンクを備えたアウトドアキッチンカウンターを装備。
トヨタ カムロードを架装した本格キャブコンの「TRIP(トリップ)」は、明るく質感の高い内装に加え、リチウムイオンバッテリーを3個搭載したハイパフォーマンスハイブリッドシステムを標準装備し、安定した電力供給を可能にしている。
そして、同じくトヨタ カムロードベースの「伊勢志摩」は、全長を5,000mm以下の本格キャブコン。全長を抑えつつも、常設2段ベッドやL型ラウンジで余裕の室内空間を実現している。
また、ダイレクトカーズでは、抗菌・抗ウイルス効果のあるUDD/ナノダイヤモンド触媒コーティングを施工しており、感染症が気になるご時世にも安心だ。
人気のハイエースバンコンから高性能の電源システム搭載車まで /ナッツRV
さまざまなメディアにも取り上げられ、高い知名度を誇るナッツRVは、軽キャンパーからバスコンバージョンまでの計12台を出展。
ハイエース スーパーロングをベースとする「LEEK II(リーク2)」は、可動式のサードシートと常設ベッドを備え、最大8名乗車と4名就寝を実現。さらにベッドボードをサイドに収納することで、大きなラゲッジスペースを確保することもできる。
これぞキャンピングカーといった出で立ちの「クレア ハイパーエボリューション5.3W」。リアのベッドスペースには、最大幅1,200mmのセミダブルベッドを2段装備し、乗車定員および就寝定員がそれぞれ6名となっている。なお、車名になっている「ハイパーエボリューション」とは、同社が開発した最新の電源システムのこと。安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーと独自の充電管理システムを採用し、4時間の走行で満充電になる高速充電と長寿命を実現した。
ナッツRVのフラッグシップバスコンバージョン(バスコン)「ボーダーバンクス TYPE T」は、マイクロバスベースの大きさもさることながら、間接照明のあしらわれたツインベッドルームや対面ダイネットなど、まさに最上級のキャンピングカーと言って良い1台に仕上げられている。ナッツRVユーザーからは「いつかはボーダー」と言われるほど、ファン憧れのキャンピングカーだ。
全長6m超の大迫力の輸入車から定番キャブコンまでバラエティ豊富!/デルタリンク
キャンピングカーの販売や買取、メンテナンスなどなんでも相談できるデルタリンクは、合同ブースにADRIA「TWIN SPORTS 640 SGX」やアネックス「リバティ52DB」、LTキャンパーズ「REGARD NEO PLUS」などバラエティに富んだ車両を出展する。
フィアット デュカートをベースにしたADRIA「TWIN SPORTS 640 SGX」は、全長6,363mm×全幅2,050mm×全高2,680mmの大迫力サイズ。車内に2名、ポップアップルーフに2名の計4名就寝が可能だ。
アネックス「リバティ52DB」は、トヨタ カムロードベースのキャブコンで、乗車定員8名、最大就寝定員5名。ビルトインコンロやカセット式トイレに加え、リチウムイオンバッテリーを標準装備し、キャンピングカー初心者にもオススメできる1台に仕立てられている。
そして、LTキャンパーズ「REGARD NEO PLUS」は、同じくトヨタ カムロードをベースにしながらも、ホイールベースの延長に加え低重心化。安定した走行と乗り心地を実現した。
[筆者:増田 真吾/撮影:MOTA編集部]
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