次期エスティマの開発凍結から一転、トヨタが開発にGO!?時代が求める次世代クロスオーバーへ(2/2)

  • 筆者: 桃田 健史
  • カメラマン:茂呂幸正/トヨタ自動車
次期エスティマの開発凍結から一転、トヨタが開発にGO!?時代が求める次世代クロスオーバーへ
トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) トヨタ エスティマ(現行モデル2016) 画像ギャラリーはこちら

第四世代『エスティマ』のキーワードは『未知なる付加価値』

トヨタ アルファード(現行モデル)トヨタ ヴォクシー(現行モデル)

こうしたアルファード成功体験を持つトヨタ。現在販売しているトヨタのミニバン・ラインアップを見てみると、主力は周知の通り、ボックス形状だ。アルファード/ヴェルファイアを頂点に、ノア/ヴォクシー/エスクァイア、そしてシエンタという、ミニバンの大・中・小を形成する。世間では「ご近所さんは最近、アルファードが多いのに、ウチはまだヴォクシーじゃ恥ずかしい」といった、日本的なヒエラルキーが確立された。

そんなミニバン主流のなかで、アルファードの『元親』であるエスティマは、主流から傍流へと変わり、これまで生き続けてきた。

そして今回、第四世代の開発が囁かれているエスティマが魅力とするべきことは、『人と社会』『人とクルマ』そして『クルマと社会』をつなぐための、『未知なる付加価値』だと思う。

世界のミニバン文化のド真ん中を突っ走るトヨタが、エスティマをこれからどのように料理するのか、とても興味深い。

[Text:桃田健史]

>>トヨタの天才たまご『エスティマ』を写真でチェック(画像37枚)

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筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

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