いま見ると新鮮!レパード、プレリュード、コロナ|驚きの装備が搭載されていた旧車3選

  • 筆者: MOTA編集部
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近年の車は、スマートフォン連携やインターネット接続など、デジタル化が急速に進んでいます。しかし、かつて販売されていた車にも、斬新な装備を装着しているモデルが存在していました。今回は、個性的で奇抜な装置を備えていた旧車を3車種ご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. さまざまな“はじめて”を採用していた日産 初代レパード
  2. 元祖デートカーのスペシャリティクーペ|初代 プレリュード
  3. マイカーブームを支えたトヨタ コロナ(5代目)

さまざまな“はじめて”を採用していた日産 初代レパード

1980年に登場した日産 レパードは、日産の高級パーソナルカーとしてデビュー。ボディタイプは、2ドアハードトップと4ドアハードトップをラインナップ。直列4気筒 1.7リッターエンジンからV型6気筒 3.0リッターターボと幅広いエンジンバリエーションも特徴です。

また、初代は「世界初」や「業界初」となる燃費計やワイパー付フェンダーミラーなどを採用していました。

スイッチでミラーのワイパーが作動

日産 初代レパードに採用された特徴的な装備が、ワイパー付フェンダーミラー。ミラーに小さなワイパーがついており、センターコンソールにセットされているスイッチで作動。ミラーに付着した汚れや水滴をワイパーで落とすことができ、視認性を確保できるという装備でした。

日産 初代レパードの中古車相場

■中古車掲載台数:31台

■中古車相場:45万円~498万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年9月8日時点のデータ

元祖デートカーのスペシャリティクーペ|初代 プレリュード

1978年にベルノ店専売車種として、NSXが登場するまでフラッグシップのポジションを守り抜いてきた、スペシャリティ2ドアクーペのプレリュード。シート表皮はファブリックに加え、一部グレードにコノリーレザーのオプションを用意。また、日本国内で生産する車として初めて電動サンルーフを一部グレードに標準装備していました。

高い視認性を確保するため、スピードメーターとタコメーターが同軸上に配置された「集中ターゲットメーター」を採用していたことがトピックです。

視認性は本当に良かった?!集中ターゲットメーター

ホンダのフラッグシップを担っていたスペシャリティクーペ プレリュードは、二重円の外側にスピードメーター、内側にタコメーターを配置。2つの計器を同軸上で見ることができるため、シンプルなメーターデザインでした。しかし、モデル中期に2眼メーターへ変更されたことを鑑みると、視認性が良かったかどうかは、賛否両論あったことが伺えます。

ホンダ 初代プレリュードの中古車相場

■中古車掲載台数:34台

■中古車相場:49.9万円~238.4万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年9月8日時点のデータ

マイカーブームを支えたトヨタ コロナ(5代目)

1973年にフルモデルチェンジを行い、5代目となったトヨタ コロナ。2ドア/4ドアセダン、2ドアハードトップ、3ドア/5ドアバンをラインナップ。また、排出ガス規制が厳しくなっていった時代であったため、度々エンジンの改良を実施していました。

5代目コロナの一部グレードに装着されていた「OKモニター」は、機械の異常を知らせる11個の警告灯が頭上に配置され、コックピットのような雰囲気を放っていました。

縦に並んだ11個の警告灯「OKモニター」

当時のカタログには、「一歩すすんで安全のエレクトロニクス技術を開発しました。」とアピールしていた「OKモニター」。

LICENSE(番号灯)、BRAKE(制動灯)、TAIL(尾灯)、HEAD(前照灯)、W-WASHER(ウィンドウウォッシャー)、BATTERY(バッテリー)、RADIATOR(ラジエーター液量)、ENGINE OIL(エンジンオイル)、BRAKE FLUID(ブレーキオイル)、VAC・BOOSTER(ブレーキブースター)、LINING WEAR(前輪ディスクブレーキ・パッド)の11個の警告灯が頭上に整列していました。

トヨタ コロナ(5代目)の中古車相場

■中古車掲載台数:21台

■中古車相場:39.9万円~160万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年9月8日時点のデータ

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