トヨタ 新型カローラフィールダー ハイブリッド/新型 カローラアクシオ ハイブリッド 試乗レポート/松下宏(1/2)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:茂呂幸正
現行カローラは、国内向けが専用モデルになり、海外向けとは違ってヴィッツ系の基本プラットフォームを使ったモデルになった。そのヴィッツ系のプラットフォームを使ったハイブリッド専用車としてアクアがあり、アクア用のハイブリッドシステムを移植する形でカローラのハイブリッド車が作られた。
アクアは2013年9月5日に発表されたホンダの新型フィットハイブリッドに抜かれるまで、世界最高燃費の35.4km/Lを達成したハイブリッド車だった。そのハイブリッドシステムを移植したカローラのハイブリッド車はアクシオ、フィールダーとも33.0km/Lの燃費となっている。
これはカローラのほうがボディがやや大きくてボディが重いためだ。アクアが1100kgを切る車両重量であるのに対し、カローラの重量は1200kg台なので重さが影響している。
ただ、アクアには劣るがプリウスの30.4km/L(Lグレードだけは32.6km/L)を上回る数値であり、カローラハイブリッドの燃費も十分に優れた数値である。
ハイブリッド化でも損なわれない居住性や荷室
カローラのガソリン車とハイブリッド車との違いは、専用のフロントグリルを備えるほか、ハイブリッド車のお約束であるブルーのエンブレムが前後に装着されることなどが相違点。
インテリアは、ハイブリッド車の専用メーターが採用されるのが注目点で、メーターパネルに組み込まれた4.2インチのカラー液晶パネルに多彩な情報が表示される。またハイブリッド車専用のシート表皮やインテリアパネルなども採用されている。
ハイブリッド化するためのニッケル水素電池は、コンパクトにまとめて後席のシート下に搭載している。なので、後席の居住空間はベースのガソリン車と同じだし、アクシオのトランク容量は451リットル、またフィールダーのラゲッジスペース容量は407リットル/872リットルでガソリン車と変わらない。
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