トヨタ オーリス TRD パフォーマンスライン 試乗レポート/今井優杏(1/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:オートックワン編集部
あなたはどちらがお好み?オーリス専用、待望のパーツキットが発表!
“TRDといえばレース”というイメージを持つ読者の方も多いかと思う。
TRDはトヨタのワークスファクトリーとして、同社のチューニングやカスタマイズパーツの制作・販売を行っているほかに、スーパーGTなど国内外のレース車両製作なども担当。レースから培った豊富なデータ・技術を生かし、これまでもコンプリートカーやコンセプトモデルなど様々な車両の発表を行ってきた。
そのTRDから待望のパーツキットが発表されたのだ。それが今回の“オーリス TRDパフォーマンスライン”である。すでにパッケージでの注文が入っているというこちらの内容は、
●シャシーパフォーマンスライン
●エアロパフォーマンスライン
のふたつの柱に、このパフォーマンスラインのために新開発された18インチの鍛造ホイール“TRD SF1”とブレーキパッドセット、ダンパーセットなどから成る“正統派レーシーチューンキット”だ。
レース仕込みの技術がバンバン投入されているに違いないこれら、もう聞くだけでワクワクしちゃうのは、いちレースファンとしても致し方ないと言えよう。
まずシャシーパフォーマンスライン。
こちらにはサスペンションセットとエアロスパッツ付きメンバーブレースセットが含まれる。『サスペンションは解るけどさ、なんやのんそのエアロスパッツ付き云々~は?』と長くて難しい名前だけでもクビをかしげてしまいそうだが、これこそが今回の開発のキモと断言してもイイかもしれない。
レーシングカーなどではダウンフォース(走行中にクルマを地面に押し付ける空気の力)を出すために、フロア下部をフラット、つまりツルンツルンにしてしまう手法が取られているが、このパフォーマンスラインでは樹脂製のエアロスパッツというヒレ状のレールを作り、フロア下面にて故意に空気の流れを整えているのだ。
それを受け止めるボディ剛性を高めるためにフロアに3本、リアバンパー部に1本のスチール製のブレース(補強材)が仕込まれている。これで“エアロスパッツ付きブレースセット”というわけだ。
名前は長いが効果は素晴らしい。こちらのインプレッションは後述とさせていただく。
サスペンションも同社では初となるアライメント推奨値を設定。もともとアシのセッティングには自信のあるTRDだが、さらに完璧な状態での供給をしたいという決意が伺える。
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