トヨタ 新型オーリス 試乗レポート/松下宏(2/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:島村栄二
1.5リッターのオーリスはちょっと物足りなさも残る
今回試乗した新型オーリスは、「150X」「150X“Sパッケージ”」「180G“Sパッケージ”」「RS“Sパッケージ”」の4グレードで、ほとんどのタイプに乗ったことになる。
1.5リッターエンジンはトヨタの小型車に幅広く搭載されているもので、動力性能は平均的だ。
新型オーリスは「150X」でも車両重量が1,200kg台とやや重いので、1.5リッターエンジンとCVTとの組み合わせは、正直なところやや物足りなさを感じるシーンもあった。発進時にちょっとしたもたつき感があるのと、高速での追い越し加速などのときに物足りなさを感じた。
ただ、「150X」はパドルシフトはつかないものの7速のシーケンシャルシフトマチックが採用されており、これを積極的に操作して走れば、それなりの加速感を味わうことができる。
アイドリングストップ機構がさらに進化
150X“Sパッケージ”は、タイヤが15インチから16インチになってアルミホイール付になるが、走りのフィールの違いはほとんど実感できない。
1.5リッターエンジンの搭載車はステアリングのギア比も同じなので、操舵フィールに違いは無いと思っていいだろう。
1.5リッターエンジンの搭載車にはアイドリングストップ機構がオプション設定されていて、これを装着したモデルだけがエコカー減税の適用を受けられる。
アイドリングストップ機構は早く全車標準にして欲しいところだが、今回の新型オーリスでは少し改良が加えられた。アイドリングストップから再始動した後で、再びアイドリングストップに入るしきい値が低くなったのだ。
再始動から時速で2km/h、距離にして数m走るだけで再停止できるようになったので、微低速で発進と停止を繰り返すような渋滞のときなどもアイドリングストップに入りやすくなっている。
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