トヨタ アクアが2021年中にも待望のフルモデルチェンジ!? 小型ハイブリッドの超ロングセラーが遂に新型へ

  • 筆者: MOTA編集部
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トヨタ アクアは2011年12月の発売開始以来、長きに渡って人気を維持し続ける小型ハイブリッドカーである。アクアがデビュー10年を迎える2021年、いよいよフルモデルチェンジを実施する模様だ。2代目となる新型アクアはどんなモデルとなるのか。発売時期や価格など、新型アクアに関する最新情報を集めてみた。

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目次[開く][閉じる]
  1. 新型アクアはヤリスよりもさらに低燃費!?
  2. トヨタ 2代目新型アクアの発売時期、そして販売価格は!?
  3. トヨタ アクアとはこんなクルマ

新型アクアはヤリスよりもさらに低燃費!?

ヤリス ハイブリッドの登場でアクアのアドバンテージは薄れたが

トヨタ アクアは、プリウスのノウハウをもとにコンパクトカークラスに投入されたハイブリッド専用モデルだ。2011年12月26日の発売以来、常に販売台数ランキングでは上位に位置し、高い人気を維持し続けるロングセラーモデルである。

しかしデビュー時はウリだったハイブリッドシステムも、今やコンパクトカーの基幹モデルのヤリス(旧・ヴィッツ)にも搭載され、アクアの特徴は失われつつある。デビュー10年目を迎え、果たしてアクアのフルモデルチェンジはあるのだろうか。

TNGA・GA-Bプラットフォーム採用で37.0km/L超えの低燃費達成か!?

2代目となるトヨタ 新型アクアの存在はかねてより噂が上がっているものの、なかなかその姿を表さないが、開発は密かに進んでいる模様だ。新型ヤリスの最新TNGAプラットフォーム「GA-B」を採用。現行型アクア同様に低く構え空力特性に優れたスタイリングながら、ヤリスよりも広い室内空間を確保したモデルとなるようだ。燃費性能も、ヤリスの驚異的な低燃費36.0km/L(WLTCモード)をさらに上回る37.0km/L以上となることが予想される。こちらも大いに期待したい。

トヨタ 2代目新型アクアの発売時期、そして販売価格は!?

東京モーターショー2021会場で正式発表し年内に発売開始か

2021年1月現在、トヨタから2代目の新型アクアに関する正式な発売時期や、販売価格に関する情報は一切発表されていない。同じコンパクトカークラスの新型ヤリスが好調な売れ行きを示していることもあって、今すぐ登場するというのも考えにくい。

MOTAでは新型アクアの発表は、ヤリスの新車効果も薄れてくる2021年秋頃、ちょうど東京モーターショー2021が開催される時期と予想する。モーターショーで初披露したうえで、2021年中に正式発売! という流れだ。

アクアの価格に秘策アリ!?

最大の課題は価格設定だろう。トヨタ ヤリス ハイブリッドは、ベースグレード「HYBRID X」(FF)で199万8000円からとなっている。ヤリスよりも室内空間を拡大した新型アクアは、+10万円くらい、約210万円からの価格設定となるはずだ。

そこで注目したいのが、現行型アクアで2019年7月1日に追加された特別仕様車「S“Business Package”」の存在である。装備を簡素化し価格を191万7000円に抑えたモデルで、営業車やレンタカー・カーシェア需要に向けたビジネスユーザー向けのグレードとなっている。価格重視のユーザーには、アクアのフルモデルチェンジ後もS“Business Package”を旧モデルのまま存続させるという手段もありだろう。

ちなみにヤリスにも、ビジネスユーザー向けのS“Business Package”の設定があるが、なぜかガソリンモデルのみとなっており、アクアとの住み分けがきっちり図られている点は見逃せない。この関係性は新型でも継続されると予想する。

トヨタ アクアとはこんなクルマ

プリウスのノウハウを投入した低価格・低燃費な小型ハイブリッド車

トヨタ アクアは、プリウスで培ってきた独自のハイブリッド技術をさらに小型・軽量化し、コンパクトカークラスへ初導入したハイブリッド専用モデル。2011年12月26日に発売された。ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1445mm(デビュー時)で、国内5ナンバー規格に収まる。

1.5リッターハイブリッドシステム「THS II」を搭載し、世界トップクラスを誇る低燃費(10・15モード燃費:40.0km/L/JC08モード燃費:35.4km/L)を達成。エントリーグレードで169万円から(デビュー当時)と低価格な設定とした。バッテリーをリアシート下に配置し広い室内や荷室空間を確保しながら、低くスタイリッシュなデザインと両立させた点も特徴だった。

4年連続で販売台数1位を達成し、トヨタ史上最速で国内累計100万台を記録

アクアは瞬く間に爆発的な人気を集め、発売後約1ヶ月で約12万台の予約を受注。年度別国内新車販売台数ランキングで4年連続1位を獲得し、発売後わずか4年3ヶ月後の2016年2月末には、国内販売累計台数100万台を達成した。これはトヨタ車史上で最速の記録だという。

その後もアクアは、2015年に先進運転支援システム「Toyota Safety Sense C」を標準装備化。2017年6月に大規模なマイナーチェンジを実施しデザインも改良するなど、改良を重ねながら進化を続けている。

トヨタ アクア、車名の由来とは

“AQUA(アクア)”はラテン語で「水」を指す。トヨタによると『「透明感あるクリーン」なイメージと「誰もが必要・大切にする」イメージを連想させ』『水の様に「自由な広がりを」持つことで従来のハイブリッドカーのイメージにとらわれることなく、より多くのお客様に楽しんでいただけることを願って命名』したという(2011年12月26日:トヨタ自動車プレスリリースより)。

[筆者:MOTA編集部]

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MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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