FRのハチロクで氷上走行をとことん楽しむ!「2017 iceGUARD5 PLUS & PROSPEC Winter Driving Park」試乗レポート(1/3)

FRのハチロクで氷上走行をとことん楽しむ!「2017 iceGUARD5 PLUS & PROSPEC Winter Driving Park」試乗レポート
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愛車のトヨタ 86で氷上ドライビングレッスンに挑む!

クルマのドライビングスキルを磨く場所といえば、サーキットやジムカーナ、ダートなど少し考えただけでも様々な舞台が思い浮かぶ。

そして、そのどれを取ってみてもそれぞれのスキルを得ることが出来て優劣はないが、個人的な意見としては掛かる費用や得られるスキル、楽しさ、リスクの少なさといったバランス面で最も優れているのは、安全が確保されている“雪道”や“氷上”での練習だと思っている。

というのも、私事ではあるが一昨年にマイカーをFRのスポーツカーのトヨタ 86に乗り替えて以来、冬は友人であるラリードライバーが主催する冬季閉鎖の公道を使った(もちろん公的な手続きを踏んでいる)走行会へ参加するようになり、クルマの準備が主にスタッドレスタイヤだけという手軽さや、低リスクでクルマを振り回せる楽しさなどにハマっている。

そんなところへ、オートックワン編集部より「1月21日に女神湖で行われる氷上でのドライビングレッスンを取材してもらえませんか」という連絡を受けた。もちろん2つ返事で引き受け、雪が舞うなか長野県の女神湖へと向かった。

氷上&雪上試乗における最大のメリットは“安全”であること

今回取材したのは、横浜ゴムが協賛するドライビングスクール「2017 iceGUARD5 PLUS & PROSPEC Winter Driving Park」。

同スクールは毎年この時期に開催されている、自動車評論家の日下部保雄氏が率いる「プロスペック」が主催する氷上試乗会だ。

参加者は一般の方が対象で、毎年20台程が集まる同イベントでの最大の特徴は「安全に楽しみながらスキルアップができる」ということ。

もともと雪道や氷上といった低ミュー路は、低いスピードで挙動の変化が起きるためにリスクが少ないと考えられるが、さらに開催される長野県の女神湖・氷上コースであればもしコースを外れてもクルマに接触するのは柔らかい雪の壁だけであり、万が一スタックしてもスタッフのサポートで救出してもらえることなどから、愛車を壊してしまうリスクは限りなくゼロに近い。

6人もの豪華な講師陣がサポートしてくれる

また、スキルアップという面でも3つのコースに6人もの講師陣が居るので、アドバイスはもちろんのこと愛車を講師に運転してもらう同乗走行に加え、講師を助手席に乗せて自らの運転を見てもらうことも出来るなど、同イベントで得られるメリットはとても大きい。

おまけにフリー走行は(待ち時間も含まれるが)1日を通して50分×4枠=200分と非常に長時間練習出来ることも嬉しい。そのようなことから、近年はリピーターの参加も目立っているのだそう。

開会式で日下部氏は、「今年の女神湖は“戦車が載っても大丈夫”と言える25cmの氷が張っている上に雪も降っているので、雪が路面に載っていればグリップも良く、近年稀にみる良いコンディションです。ドライ路面では100km/hのスピードじゃないと起きない挙動の乱れが、氷上なら20km/hでも発生します。今日は速く走る技術も大事ですが“楽しく走る技術”を重点的に身に着けて欲しいと思います」と語った。

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

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