日本版コンシューマレポート-スズキ ワゴンR ユーザー試乗レビュー-(1/6)
- 筆者: 桃田 健史
「軽なのに、こんな立派に作りおって!」。鈴木修会長兼社長は現行「ワゴンR」の誕生時、同車開発陣に向かってそう言った。この言葉には、表と裏がある。
表とは、「ワゴンR=スズキの生命線」「ワゴンR=スズキの象徴」として、「ワゴンRのさらなる進化を賞賛」したこと。
裏とは、「ユーザーの声を大いに反映するのは良いが、コンパクトカー並みのコストがかかるような、軽自動車の上質化について、再度の社内議論が必要だ」ということだ。
「ワゴンR」は、言わずと知れた軽自動車のベストセラーだ。
93年に初代ワゴンRが登場。そして2008年9月、現行の第四世代が登場した。第三世代~第四世代への転換期である2008年4月~2009年3月、軽自動車・日本国内販売台数第一位は、20万8,494台で「ワゴンR」。
第四世代のみの2009年4月~2010年3月、同販売台数の第一位は、19万3,430台でやはり「ワゴンR」だ。その後の2010年4月、5月の単月でも「ワゴンR」が同第一位。
だが、2010年6月~8月は僅差で「タント」に次いで2位。また同年7月、新車で100万円を割る価格の「マーチ」が登場するなど、軽の王者「ワゴンR」周辺には強力な包囲網が張られている。
はてさて、今後も「ワゴンR」の天下は続くのか?どうなる「ワゴンR」!?
全国各地からの「ワゴンR」への「生の声」、ジックリご覧頂こう。
・車両価格
(FX)1,071,000円/(FX アイドリングストップ車)1,197,000円/(FX リミテッド)1,181,250円
(スティングレー X)1,233,750円/(スティングレー T)1,417,500円
・発売日
2008年9 月25日(第四世代)
・メーカー月間販売台数
(8月)13,455台/(7月)15,987台/(6月)15,485台
・ユーザー試乗募集時期
2010年6月1日~2010年7月12日
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