スズキ パレットSW 試乗レポート/森口将之(1/4)
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最終更新日:
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:オートックワン編集部
スズキ パレットSW 試乗レポート
「ひとつのボディで2つ以上のスタイル」は、いまの軽自動車で常識になりつつある。「裏ムーヴ」ことダイハツ ムーヴカスタムが火付け役だと記憶しているドレスアップバージョンを、多くのモデルがラインナップするからだ。
軽自動車はパーソナルカーとして乗られることが多い。でも排気量は660ccしかなく、ボディサイズも制約があるから、差別化をつけるにはデザインしかない。
とくにハイトワゴンは良くも悪くも生活感があり、お母さんのクルマというイメージが強いから、男子が乗るにはカッコよさの演出が不可欠。そんな気持ちがこのテのモデルの支持につながっているんじゃないか。
でもメーカー側には温度差はあって、パイオニアでもあるダイハツが得意としているのに対し、スズキは少し前まであまり手を出してこなかった。
しかし最近は方針を転換し、2006年にMRワゴンにWit、翌年には先代ワゴンRにスティングレーを追加。そして今回、パレットにもマイナーチェンジでSWを登場させてきた。
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