そんじょそこらのスポーツカーより刺激的!スズキ 2代目アルトワークス【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
コーナーの連続するコースでは、ときに格上のスポーツカーを追い回すほどの速さを持っていた2代目スズキ アルトワークス。べースモデルである3代目アルトとは異なる丸目ヘッドライトやバケットシートが与えられ、スポーティ専用グレードとして独立。“名機”と呼ばれるK6Aエンジンを搭載し、ダイハツ ミラ TR-XXや三菱 ミニカ ダンガンとともに軽スポーツハッチの一時代を築き上げた。
専用パーツと2種類のターボエンジンを用意
3代目 アルトから独立したスポーツグレードになった2代目アルトワークスは、丸型ライト2灯にエアロパーツを装着したエクステリア、バケットシートが備え付けられたインテリアが、軽自動車らしからぬスパルタンでスポーティな雰囲気を演出する。
初期モデルに搭載された550ccエンジンには、出力を抑えたマイルドなセッティングの直列3気筒 SOHCターボエンジンとスパルタンなセッティングがされた直列3気筒 DOHCターボエンジンの2種類を用意。トランスミッションは、5速MTと3速トルコンATが組み合わされた。
高バランス&高出力を活かしモータースポーツでも活躍
1990年の軽自動車規格の変更に伴い、エンジンの排気量を660ccへアップすると、最高出力64馬力を発生させる直列3気筒 DOHC 12バルブ ターボエンジン(F6A型)を基本とし、61馬力を発生させる直列3気筒 SOHC 6バルブ ターボエンジンを後に追加。
さらに、1992年には競技専用モデルである「ワークスR」が追加され、ラリーやダートトライアルではチャンピオンに輝くなど大活躍を見せた。
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