スズキ 新型アルト 新型車解説(2/2)
- 筆者： オートックワン 編集部
- カメラマン：小平寛
使いやすくて優しいパッケージ
そしてお次はインテリア。
昨今、軽自動車の室内空間は拡大の一途を辿る一方だ。 誕生するモデルを試乗する度に、これが軽自動車かと毎度唖然としてしまうほどの広さを披露してくれる。
当然、新型アルトも同様の室内空間を演出。6代目アルトより室内高を+10mm、前後乗員間距離を+15mm、さらにホイールベースに至っては+40mmも拡大されており、有無を言わさずその開放的な広さを実感できるだろう。
ちなみに、これだけの乗員空間を確保しているにも関わらず、荷室は大型（A型）ベビーカーが収納できるほどだ。 う～ん、これこそまさに何にでも使える真のシティ・コミューターと呼んで過言では無いはずだ。
最後に、肝心な乗降性に関して。こちらは前シートのヒップポイントを6代目より+10mm上げており、着座時と近い姿勢での簡単な乗降りを可能にしているのも嬉しい。
これからは老若男女問わず、使いやすくて優しいパッケージというのが、クルマに求められる最も大きな課題であり理想となっていくのではないだろうか。
新型アルト、是非ディーラーで試乗して確かめていただきたい。また、ジャーナリストによる新型アルト試乗レポートは、年明け1月中旬頃にお伝えできるので、こちらも是非お楽しみに！
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