スバル 新型レガシィ 新型車解説(4/5)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:小平 寛 Model:黒沢 琴美
3.6Lエンジン 国内車初採用
スバルといえば、水平対向エンジン(BOXER ENGIN)、シンメトリカルAWD(4WD)と、高い技術力を誇るメーカーだということは、多くの方がご存知かと思う。
今回の新型 レガシィも、その高い技術力を向上させ、レガシィ・ファンを頷かせるポテンシャルを搭載してきた。
まずは“BOXER SPIRITS”こと、スバルが誇る水平対向エンジンについて。
B4とツーリングワゴンは水平対向4気筒の2.5Lエンジン(EJ25)1機種のみで、NAとターボの2タイプを設定している。NAは170ps/23.4kg・m、ターボは285ps/35.7kg・mのパワーを発生する。
一方アウトバックは、上記の2.5Lエンジンと、北米専売車種のトライベッカと同じの水平対向6気筒の3.6Lエンジン(EZ36:260ps/34.2kg・m)の2機種を搭載する。
つまり今まで日本では味わえなかった3.6Lエンジンを、この新型からアウトバックに搭載したというわけだ。スバルマニアにとっては喉から手が出るほどの、気になるエンジンの一つであるに違いない。
そしてスバルのお家芸であるシンメトリカルAWDに関しても、トランスミッションに応じた3つにタイプを用意している。
1つ目は“アクティブトルクスプリットAWD”と呼ばれるシステムをリニアトロニック車に搭載していること。これは4輪の駆動状況、エンジントルク、VDCを常に監視し、路面状況に応じて瞬時に最適なコントロールを行ってくれるものである。
2つ目はVTD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)と呼ばれるシステムを5AT車に搭載。こちらは基本トルク配分を後輪重視の45:55に設定してあるAWDシステムで、走りを楽しむ高出力エンジン対応のAWDシステムということだ。
最後に、6MT車に搭載されるは“ビスカスLSD付センターデフ方式AWD”。これは前輪、後輪がスリップした場合、ビスカスカップリングがトルク配分を適正化しトラクションを確保してくれるAWDシステムのことである。
レガシィを含め、スバル車とは切っても切れない、シンメトリカルAWD。この技術こそが、スバルの走り、快適性、安全性に大きく寄与しており、今回の新型レガシィでもその技術力にはさらに大きな期待が持てそうだ。
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