スバル新型インプレッサの運動性能は海外有名スポーツカーにも匹敵!SGPの登場でスバルは変わる!(1/3)
- 筆者: 清水 和夫
- カメラマン:小林岳夫/富士重工業
今回のインプレッサは単なる代替わりではない!!
マンハッタンのミッドタウンにあるコンベンションセンターで毎年開催されるニューヨーク国際オートショー。スバルがここ数年、このショーに心血を注いで取り組んでいることは紛れもない事実だろう。
ニューヨークでアウトバックやWRXを積極的にアピールした甲斐あって、伸び悩む日本市場を尻目にアメリカ市場では二桁成長を続けている。
グローバルにみても第3四半期の決算で過去最高益を記録し、好調の波に乗るスバル。その躍進の本拠となるアメリカで待望の新型インプレッサを発表した。今回のインプレッサは単なる代替わりではない。
今後のスバルの中心となる新プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」の第一弾でもあるのだ。
SGPが目指すものは何なのか、インプレッサのプロジェクトゼネラルマネージャーを務める阿部一博氏にお話を伺った。
「SGPの目的は安心と楽しさというスバルブランドの価値を高めることです。安全と走りは二律背反ではなく、両方とも同時に高められるものです」
スバル本来の楽しさにスポーティ感覚とライトウェイト感覚をプラス
スバルといえば、日本ではアイサイトに代表される予防安全技術のイメージが強いが、北米では衝突安全などの全方位的な安全性能が高い評価を受けている。
また、AWDに代表される全天候型の運動性能は、すでにドライバーに運転の楽しさを提供しているが、今回はその“乗り味”の部分を高めたという。
「特にこのインプレッサは若い方のご購入が多いので、スバル本来の楽しさにスポーティな感覚、ライトウェイトな感覚を加えられたと思います」
なるほど、確かにこれまでにも幾度かプラットフォーム変更は施されてきた。しかし、このSGPによって、2016年登場のインプレッサを皮切りに、フォレスター、レヴォーグ、レガシィと続く、スバルの全ラインナップの品質を押し上げると期待されているのだ。
ただし、その産みの苦しみは生半可ではなかったようだ。今回のモデルは新プラットフォームを採用するとともに、インプレッサとしては初めてアメリカの工場でも製造する。
エンジンはキャリーオーバーとは言え、90%もの部品を刷新したという。丸っきり新型車製造ラインを日本と北米で同時に立ち上げるというわけだ。
それもこれも中期経営計画の達成に向けた施策なのだろう。
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