トヨタ 新型プリウスの新車購入1年で維持費に10万円弱が必要! プリウス購入時のサポカー補助金や税金、燃費や維持費を丸ごとチェック!
- 筆者: MOTA編集部
トヨタ プリウスといえば、誰もが知るハイブリッドカーの代表格だ。新型プリウスは低燃費で税金も安いイメージがあり、年間維持費を抑えたいと考えた場合にも最有力候補となる。
本記事では、新型プリウスを新車で購入した際にかかる以下の経費、1.新型プリウスの新車価格、2.新型プリウス購入時の税金や諸費用、サポカー補助金、3.新型プリウス購入後にかかる維持費の主となる燃費・ガソリン代と保険代の概算等について説明する。
新型プリウスの新車価格は260万8000円から357万7000円
トヨタ プリウスは、1997年に初代モデルがデビュー。世界初の量産型ハイブリッド乗用車として誕生して以来、常に時代の最先端をゆくエコカーの代表格だ。
現行型のプリウス(50系)は4代目で、2015年12月にデビュー。2018年12月にはマイナーチェンジを実施している。翌年の2019年(1月~12月)における新型プリウスの年間販売台数は12万5587台で、乗用車販売ランキングの総合1位(軽自動車除く)を獲得するなど、今も根強い人気を誇っている。
2021年4月現在、新型プリウスのグレード展開と車両本体価格は以下の通りとなる。
トヨタ 新型プリウス 車両本体価格(メーカー希望小売価格)
(車両本体価格はすべて消費税10%込み)
・E:2WD(FF)251万8560円
・S:2WD(FF)265万5000円/E-Four(4WD)285万3000円
・S “ツーリングセレクション”:2WD(FF)282万6000円/E-Four(4WD)302万4000円
・A:2WD(FF)291万円/E-Four(4WD)310万8000円
・A “ツーリングセレクション”:2WD(FF)307万7000円/E-Four(4WD)327万5000円
・Aプレミアム:2WD(FF)324万8000円/E-Four(4WD)344万6000円
・Aプレミアム “ツーリングセレクション”:2WD(FF)335万9000円/E-Four(4WD)355万7000円
<特別仕様車>
・S ”Safety Plus II(セーフティ プラス ツー)”[2020年7月1日追加設定]:2WD(FF)275万5000円/E-Four(4WD)295万3000円
新型プリウス購入時の税金や諸費用は車両価格にプラスしておよそ11万円弱! サポカー補助金対象者には10万円が支給される
それでは、新型プリウス購入時の税金や諸費用はいくらくらいかかるのだろう。
現在新型プリウスで人気の高いグレード、2020年7月1日に追加設定された特別仕様車「S ”Safety Plus II(セーフティ プラス ツー)”」を例に、シミュレーションしてみよう。
トヨタ 新型プリウス 新車見積もりシミュレーション
・グレード:新型プリウス 特別仕様車「S ”Safety Plus II(セーフティ プラス ツー)”」(FF・2WD)
・新車価格(車両本体価格):275万5000円(消費税10%込)
(※注:ボディカラーでプラチナホワイトパールマイカを選択した場合は+3万3000円)
・税金及び諸費用内訳:
自動車税種別割 3万円/自動車税環境性能割 0円/自動車重量税 0円/自賠責保険料 2万7770円)/販売諸費用(OSS申請代行費用・資金管理料金・預かり法定費用)4万8266円
■税金及び諸費用合計(車両本体価格を除く):10万6036円
■支払総額(合計):286万9036円(参考価格・2021年4月28日現在)
※諸費用及び支払総額は、地域・登録年月・オプション費用等により異なる場合がある
トヨタ 新型プリウスは全車がサポカー補助金の対象となる
最近、TVCMや広告で良く聞くのが「サポカー補助金」や「サポトヨ」といった言葉だ。トヨタ 新型プリウスもこのサポカー補助金(サポトヨ)の対象となる。
サポカー補助金とは、政府(国土交通省・経済産業省)による65歳以上の高齢ドライバー交通事故対策の一環として行われるもの。サポカーは「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ」や「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」を搭載するクルマなどを指し、トヨタ 新型プリウスは全車・全グレードがサポカー補助金の対象となる。
対象となる65歳(令和3年度中に65歳を迎える人も対象))以上の高齢ドライバーが購入した場合に申請を行うと、購入支援金として10万円が支給される。
当初は令和2年度(2021年3月末)で打ち切りの予定だったが、令和3年度(2021年度)も引き続き事業継続し実施されている。
申請は一般社団法人 次世代自動車振興センターを通じて行われる。ただし申請総額が予算額を超えた場合には、期間内でも募集は終了となる。
新型プリウスのカタログ燃費でガソリン代を計算すると年間で約5万円弱の出費、保険代は年間約4万円から
トヨタ プリウスはハイブリッドカーで、低燃費の代表格ともいわれるクルマだ。新型プリウスのカタログ燃費は32.1km/Lから25.4km/L(WLTCモード燃費)である。
現在新型プリウスで人気の高いグレード、2020年7月1日に追加設定された特別仕様車「S ”Safety Plus II(セーフティ プラス ツー)”」を例に、シミュレーションしてみよう。
新型プリウス 特別仕様車「S ”Safety Plus II(セーフティ プラス ツー)”」(FF・2WD)の年間ガソリン代
・年間想定走行距離:1万キロ
・ガソリン代:1リッター150円(レギュラーガソリン)で計算
・S ”Safety Plus II(FF・2WD)のカタログ燃費:30.8km/L(WLTCモード燃費)
■1年間のガソリン代(年間1万キロ走行時):4万8750円(約325リットル消費)
※注:カタログ燃費(WLTCモード燃費)を基にガソリン代を算出したもので、実際のコストとは異なる場合がある
新型プリウスの自動車保険代は車両保険込みで年間約4万2000円
クルマの維持費としてガソリン代と共に大きくかかるのは自動車保険代だ。
自動車保険には様々なタイプが存在し、車種や車種に備わる安全装置の有無により1台1台の保険額が設定される。また対象ドライバーの年齢や等級、さらにゴールド免許保持者などにより保険料が決まるので、年間の保険料はいくらだと一概に言えないところでもある。
現在ネット型保険といったインターネットによる自動車保険サービスが普及しており、比較サイトなどもあることから、20等級・30歳以上・ゴールド免許で年間1万1000キロ走行という条件で複数の損害保険会社にて参考価格を検索してみた。すると、車両保険込みで約42000円の概算保険料が算出された。
トヨタ プリウスの購入後1年で約10万円弱の維持費が発生する
トヨタ 新型プリウスの新車を購入し1年維持した場合、上記のガソリン代、保険料の費用を合算すると概算で9万750円かかる計算になる。サポカー補助金対象者の場合は10万円分が負担減となるから、年間維持費分は相殺される。
なお上記は全て参考価格であり、年間の駐車場代や万が一の修理費用などについては含まれていない。
[まとめ:MOTA(モータ)編集部]
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