豪華絢爛! レクサスの最高峰セダンLSが一部改良で“和”の美を取り入れた! 内装に西陣織や箔などの技法も

  • 筆者: MOTA編集部
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2020年の11月にビッグマイナーチェンジを受けた、レクサス最高峰のラグジュアリーセダン新型LS。

今回の改良では「月の道」というモチーフのもと、最新の塗装技術が用いられたボディカラーや日本古来の伝統技法や素材をふんだんに使用したインテリアなど、これまで以上に贅を尽くした内外装に進化した! 早速写真で紹介していこう。

レクサス渾身のフラッグシップセダン

レクサス 新型LSはトヨタの高級車ブランド、レクサスが販売するフラッグシップセダンである。

2017年から販売される現行型のLSは5代目にあたり「フラッグシップとしてDNAである静粛性と乗り心地のたゆまぬ進化を追求」をコンセプトとして、2020年11月にマイナーチェンジを受けた。

エンジン部や足回り、シートなど乗り心地の面が重点的に改良され、ボディの拡大も行われるなどマイナーチェンジとしては大がかりなものである。

2021年中に高度運転支援技術「Advanced Drive」の導入を予定

そして注目は、最新のAI(人工知能)技術を駆使した高度運転支援技術「Advanced Drive(アドバンスドドライブ)」を搭載したモデルを2021年中には発売する予定であること。

高速道路などの自動車専用道路において、車線維持や車間距離、分岐に車線変更、果てには追い越しまでをハンドルとペダルの操作なしで自動で行ってくれるものになっている。

魅力的なコントラストを映し出す「銀影ラスター」

今回の新型LSの目玉とも言えるのが、レクサスが長年試行錯誤を繰り返し、ようやく日の目を見た新色「銀影ラスター」の存在だ。

夜空の月を映し出す情景「月の道」というモチーフのもと、レクサス最新の塗装技術により蒸着アルミ(アルミニウムを加熱蒸発させ、その塗膜を付着させる加工)を高密度で敷き詰めることにより、まるで液体金属かのように滑らかなシルバー色を実現。

光と陰にコントラストがくっきりと分かれ、市販車でよく見るパールやガラスフレークのような細かい粒子も存在しない。そのため、金属感を演出しつつも高級感のある塗装面に仕上がっている。

銀影ラスターは夕暮れや夜間など、僅かな光も取り込み鮮やかにボディに映し出す。それにより、太陽の光を受ける日中とは違い、夜間は深みのあるシックな姿に雰囲気を変える。

ボンネットやバンパーのコーナー部にキャラクターラインを入れる事によって光の屈折を発生。どのような視点でもボディに陰影が現れ、造形の深い立体感を生み出す。

L時のモチーフがあしらわれた灯火類

ヘッドライト内には小型の三眼LEDユニットとL字が特徴的なクリアランスランプ、そしてその下部にはブレードスキャンAHSが組み込まれている。

ブレードスキャンAHS(アダプティブハイビームシステム)は夜間時、前走車や対向車に光を当てることなく歩行者や障害物の認識が可能で、対向車や先行車を眩惑することなく遠方の歩行者や標識を照らすことが可能だ。

リアデザインのメッキ加飾や控えめだが、L字型テールランプにはピアノブラックのモールを施すことによって高級感と落ち着いた雰囲気を演出。また、ウィンドウのピラー(柱)はガラス面とほぼ平坦とし、一体と見せることでスタイリッシュさを感じさせる。

ラグジュアリーの名に恥じないインテリア

革張りのインストルメントパネル中央部には、タッチ式の12.3インチディスプレイを採用。タッチの操作性を向上させるため、ディスプレイの位置は従来よりも手前に配置された。

室内はドアパネルには、銀糸や西陣織、さらにプラチナ箔といった日本古来の伝統技法や素材を贅沢に使用(内装色:ブラック)。パネル下部のLEDライトによりうっすらと照らすことで、月明かりに照らされ波に揺らぐ「月の道」を表現する。

レクサス自慢の本革シートは、よりよい座り心地を追求するためにシートクッションには新開発の低反発ウレタンクッションを使用。また、シートステッチを深めに配置することにより体圧が分散され、走行中の振動が軽減する。

最上級のくつろぎ空間が演出されたリアシート

リアシートのセンターアームレストに配置された11.6インチディスプレイでは、エアコン、オーディオ、22段階調整リクライニング、マッサージモードの起動などのさまざまな機能がを操作可能。

リアシートを「リラックスモード」に設定することにより、シート下部より自動でオットマンがせり出し助手席は最前部に移動、最大1020mm のレッグスペースが現れ、最上級のくつろぎ空間が完成する。

レクサス/LS
レクサス LSカタログを見る
新車価格:
1,094万円1,799万円
中古価格:
37.8万円1,611.1万円

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