【写真で解説】新型フェアレディZとポルシェ 718ケイマンを比較してみた

  • 筆者: MOTA編集部
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日産は2020年9月16日、日産は50年以上の歴史を持つスポーツカー「フェアレディZ」の7代目となる次期プロトタイプモデルを、オンライン上で世界初公開した。10数年ぶりにフルモデルチェンジで注目を集めるフェアレディZだが、デビューした際のライバルとなるモデルはなんなのか? これまでは国産のライバルと比較してきたが、今回は少し性格が異なるのは承知の上で、ポルシェ 718 ケイマンGTS 4.0と比べてみたい。

目次[開く][閉じる]
  1. 新型Zにもハイパワーモデルを期待
  2. Zの車内はらしさ満点! 対するケイマンは高級車そのもの
  3. 新型フェアレディZの詳細が気になるところ

新型Zにもハイパワーモデルを期待

ご存知フェアレディZは1969年から脈々と続いている日産を代表するスポーツカーだ。スペックは未発表ながら、V6ツインターボエンジンを搭載とだけアナウンスされている。日産の現在のラインアップから判断するに、おそらくスカイライン400Rに搭載されている405psを発揮する3リッターエンジンを積む見込みだ。

おそらく新型フェアレディZは当面、アナウンス通りのV6ツインターボエンジンのみで販売を進めていくだろうが、現行モデルと同様にニスモが手がけるスペシャルモデルも登場することだろう。

対する718 ケイマンGTS 4.0は4リッター6気筒水平対向エンジンを搭載し、最高出力は294kW(400PS)を発生する。0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は293km/hと発表されており、6速マニュアルトランスミッションのみの設定となる。

また、標準装備のポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)スポーツサスペンションにより、車高を20mm低く設定。そして、メカニカルリミテッドスリップリアディファレンシャルを備えたポルシェ トルクベクトリング(PTV)によって、スポーツ性能と快適性を高次元で保っている。

Zの車内はらしさ満点! 対するケイマンは高級車そのもの

フェアレディZのインテリアでは、伝統の3連メーターにMTを設定するなど、ファン垂涎の内容となっている。

昨今採用が当たり前になりつつある電動パーキングブレーキは採用せず、古典的なレバータイプというのもZらしい。スポーツ走行時にドリフトなどを行えるのも嬉しいポイント。

それに加えて、フル液晶メーターや衝突被害軽減ブレーキにACC(アダプティブクルーズコントロール)と新時代の要素も加わってる点にも注目だ。

718 ケイマンGTS 4.0のインテリアは、スポーツ性能を高めながらも高級感溢れる造り。

インパネは水平基調で、ステアリングホイールとシフトレバー/PDKセレクターレバー、および整然と配置されたスイッチ類との間隔が短く、ダイレクトかつスムーズな操作を可能にしている。

特徴的なデザインの3連丸型メーターパネルは、中央にレブカウンター、右に4.6インチカラーディスプレイが組み込まれている。

新型フェアレディZの詳細が気になるところ

最後に、無謀にも価格面を比べてみよう。

718 ケイマンGTS 4.0のスターティングプライスは¥10,720,000(消費税込)から。対する新型フェアレディZは現時点で価格未公表のため、現行モデルで置き換えて考えると¥3,979,800から。新型になってからの多少の価格アップを考えても、フェアレディZのほうが割安だろう。しかし、スペック面では価格ほどの差は違わないはず。日産のDNA、情熱そのものであるフェアレディZ、その詳細・正式発表に期待がかかる。

[筆者:MOTA編集部]

日産/フェアレディZ
日産 フェアレディZカタログを見る
新車価格:
549.8万円930.3万円
中古価格:
38万円3,650万円
ポルシェ/718ケイマン
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新車価格:
840万円2,024万円
中古価格:
445.2万円3,450万円

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