動くステアリング機構に感動! “週刊 ワイルド・スピード ダッジ・チャージャー R/T”を作ろう Vol.9

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車好きがピクッと反応するデアゴスティーニの車シリーズ。ただそこで気になるのは、「本当に完成できるのか?」「いったいいくら掛かるのか?」ということ。そこで、MOTA編集部の命を受けたこのわたくしが、人柱となって「週刊 ワイルド・スピード ダッジ・チャージャー R/T」の完成を目指します!

今回は、20号と21号の内容と組み立て内容をご紹介していきましょう。

目次[開く][閉じる]
  1. 映画界ではお馴染みのFBIとワイスピの関係
  2. ロサンゼルスに実在するトレットファミリーの家
  3. あなたもMOTA編集部と一緒にゴールを目指してみませんか?
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週刊 ワイルドスピード ダッジチャージャーR/T 20号

週刊 ワイルドスピード ダッジチャージャーR/T 20号

週刊 ワイルドスピード ダッジチャージャーR/T 21号

週刊 ワイルドスピード ダッジチャージャーR/T 21号

映画界ではお馴染みのFBIとワイスピの関係

米国連邦捜査局、通称FBIと言えば、米国司法省最大の捜査機関であると同時に、数多くの映画やドラマにも登場する世界でもっとも有名な組織ではないでしょうか。ワイルド・スピードシリーズでは、主人公の一人であるブライアン・オコナーが、FBIの潜入捜査官として登場するのはご存じの通り。FBIをクビになったかと思えば、犯罪歴を帳消しにする代わりにFBIにへ出戻ったり…。そんな簡単に出入りできるものなのでしょうか?(笑)

とにかく20号の冊子で紹介されているのは、FBI捜査官であるブライアンとドムの友情関係や心情の変化。全シリーズを観ていなくても、男の友情物語という側面を持つワイルド・スピードを知ることができます。

実際に動くステアリングギヤハウジング

20号のテーマは「ステアリングギアハウジングを組み立てる」です。ステアリングギヤボックスとも言われるこのパーツは、ハンドルの回転運動を、フロントタイヤの向きを変える往復運動に変換するという役割があります。

構造は実車とやや違うものの、ベベルギヤ(傘状の歯車)になっているということは、ちゃんと回すことができる!それだけで一気にワクワクしますね。(笑)

ところが、組んでみると何か引っかかりがあるようで、スムーズに回転しません。というか、硬くてほぼ回せない…。そこで説明書を見てみると「回転部分を研磨しグリスアップすると良い」というアドバイスがあります。

これまでドライバー以外、ほとんど工具らしい工具を使ってきませんでしたが、金属用の棒ヤスリ使って引っ掛かりがなくなるまでシャフトとハウジングを磨いてみました。

すると引っ掛かりがなくなり、さらにグリスアップをすることで、ほとんど抵抗感なく回せるようになりました。

そして、これまで組み上げてきたフロントサブフレームに取付け、ステアリングリンクト連結すると…。おぉ!ちゃんとタイヤに連動してステアリングシャフトが回転するではありませんか!至極当然のことではありますが、なんだか地味に感動してしまいました。

ロサンゼルスに実在するトレットファミリーの家

19号の冊子内容でもご紹介したように、ワイルド・スピードがここまで人気作品になった大きな要因の一つは、ドムを中心とした仲間同士の絆や家族愛が印象的に描かれているからです。それは、ただド派手なカーアクションだけではない、ワイルド・スピードシリーズならではの特徴と言えるのかもしれません。21号では、そんな絆や愛の象徴的存在であるトレットファミリーの家について紹介されています。

ご存じの方も多いと思いますが、この家は映画のために作られた特別なセットではなく、ロサンゼルスにある築100年の実在する家です。

そんな絆の証であるファミリーの家は、第7作目の「スカイミッション」で無残にも木端微塵に吹き飛ばされてしまいます。でも、心配はご無用。映画では最新のCG技術を駆使し、実際の家は全くの無傷!今では日に何人ものワイスピファンが訪れる聖地として大人気スポットになっているそうです。

作業は地味だが質感は高い

いかにも“車”を組み立てているという実感のあった20号に対し、21号のテーマは「フロントフロアパンを組み立てる」です。確かに車らしいパーツではありますが、部品点数も驚くほど少なく、作業内容もすごく地味…。

作業は位置を合わせ計6個のネジで止めるだけなので、ものの数分で完了してしましました。(もうちょっと内容を増やして欲しいと思ったのはここだけの話…。)

ただ、このフロントフロアパン。結構厚みのある金属でできており、ズシッとした重量感とリアルな存在感があります。見る限りプレス加工で制作されていると思われ、なかなかの質感。

エンジンの載ったフロントサブフレームと組み合わせれば、ますます車っぽくなってきます。組み立て作業の物足りなさに反して、完成後はかなりの満足感を得ることができました。

あなたもMOTA編集部と一緒にゴールを目指してみませんか?

ちょっと作業内容の少なさに物足りなさを感じつつ、号を追うごとに車らしくなってきたことで、どんどん組み立てる楽しみが増します。ここまで来たら、「絶対に完成させたい」という思いが強くなってきました。

22号は左フロントフェンダーを組み立てるという、これまた地味な内容になりそう…。(笑)

ですが、質感の高さと完成時の姿を想像しながら楽しみたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

[筆者:増田真吾]

ここまで購入した場合の金額

創刊号~10号小計:17,230円

11号:1,859円

12号:1,859円

13号:1,859円

14号:1,859円

15号:1,859円

16号:1,859円

17号:1,859円

18号:1,859円

19号:1,859円

20号:1,859円

21号:1,859円

合計:37,679円

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増田 真吾
筆者増田 真吾

和太鼓とROCKを愛する自動車ライター。国産車ディーラー、車検工場でおよそ15年自動車整備士として勤務したのち、大手中古車販売店の本部業務を経験。その後、急転直下で独立しフリーの自動車ライターに転身。国家資格整備士と自動車検査員資格を保有し、レースから整備、車検、中古車、そしてメカニカルな分野まで幅広い知見を持つ。昔の彼女が付けた肩書は「熱血太鼓車バカ」。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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