安全・安心をさらにレベルアップ! パナソニック ポータブルナビ「ゴリラ」の2019年モデルが登場(2/3)
- 筆者: 高山 正寛
- カメラマン:パナソニック オートモーティブ社・オートックワン・原田 淳・小林 岳夫
「ゴリラ」はスマホナビと比べて何が優れているのか?
一方、今や人々の生活には欠かせないのがスマートフォン(以下スマホ)であることは誰の目にも明らかだ。その中でここ数年、有償・無償も含めシェアを大きく伸ばしているのがスマホのカーナビアプリだ。元々スマホは通信機器であることから、最新の交通情報の取得など確かにメリットは多い。しかし、ゴリラと比較した場合、絶対的に不利な部分も存在する。
それが「スマホは車載用に開発されていない」点である。
今更のことだが、車内における環境というものは極めて過酷である。夏場はダッシュボード上の温度が50℃を超えることも珍しくない。元々本体の発熱により筐体の温度が上がりやすい傾向にあるスマホは、状況によっては「本体の温度が上昇したため画面表示を停止します」といった表示がされ、使えなくなることもある。また昨今、スマホをダッシュボードだけでなく、エアコンの吹き出し口に装着できるキット類も発売されているが、エアコンの風がスマホ本体にあたると今度は「結露」する可能性もあるのだ。
しかしゴリラの場合はそもそも車載を前提に開発されている点からも、温度だけでなく振動に強いのも大きなポイントである。そしてゴリラは検索がしやすいうえ、地図や案内表示も詳細でとても見やすいが、これは大容量16GBメモリに収められた豊富な情報量ゆえのこと。
このようにカーナビ専用品ならではの機能が、ゴリラには数多く搭載されているのだ。
ドライバーの安全・安心をサポートする機能がさらにレベルアップ
今回発表されたゴリラの2019年モデルは3タイプ。後述するFM-VICS搭載の最上位モデルである「CN-G1300VD」、G1300Vと同じ7インチ大画面の「CN-G730D」、そしてコンパクトでも情報&機能満載の5インチの「CN-G530D」である。
この3モデル全てに共通して搭載されているのが、ゴリラが2018年モデルから搭載し高い評価を受けている「安全・安心運転サポート」機能である。
昨今、問題になっている高齢運転者(65歳以上)の交通事故、高速道路で発生している逆走事故は60%がICやJCTで発生しており、また交通違反のワースト1は一時不停止であるという。これに対して、ゴリラの「安全・安心運転サポート」は、SAやPAから走り出すと「逆走注意アラーム」として画面と音声で注意を促す。さらに万が一、ICやJCT/ランプ/SA・PA本線で逆走を検知した場合は、赤色のアイコンと音声で警告する機能を搭載した※注。
またつい見落としがちな一時不停止の標識についても、事前に画面の標識表示と音声で案内。さらに事故が多発している場所も同様に、オレンジ色のアイコンと音声で知らせることで、ドライバーへの安全意識を啓蒙する。
モデル差によって機能が増減することはある程度やむを得ない部分はあるが、ゴリラの場合は最も重要な安心・安全面では手を抜かない。この部分もユーザーに支持されてきた理由と言えるだろう。
※注:逆走の検知・警告ができる道路・状況は限られます
>>ポータブルでも妥協無し!の測位性能[次ページ]
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