環境変化にいち早く対応! トーヨータイヤの新型スタッドレス「OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズツー)」雪上試乗(2/2)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:TOYOTIRES(トーヨータイヤ)
冬の間「だけ」しか使わないからこそ、重要視したいこと
変化する気象環境、使用環境も多様化が見込まれる今、タイヤ開発をより高度かつ最適なものにするため、トーヨータイヤではCAEとAIを融合した解析技術も一新したそうだ。スーパーコンピュータを使って、より細かいスノーシミュレーションや接地性能を解析。それはブロックだけにとどまらず、タイヤパターンとして総合的な性能向上に繋がっているそうだ。
そんな新型スタッドレスのOBSERVE GIZ2は、アイス路面における性能低下のスピードを緩める「トレッド硬度経年変化」も向上。タイヤ交換(残り溝が十分な場合)の目安は4年とされているが、その間の性能低下もより緩やかというのは嬉しく、また頼もしい。
「冬の間だけのことだから」。
しかし冬道で “止まる”の安心感を重視するならやはり「冬の間だけ、だけど」、その性能をより長く保てるタイヤを選ぶ方が賢明。OBSERVE GIZ2の忘れもしない性能進化を頭に浮かべながら、目の前にいる誰かを想像して、私ならそうお伝えしたいと思うのだ。
[筆者:飯田 裕子]
>>ひと足お先に雪の世界へ…テストコースの模様を写真でもっと見てみる
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