テスラ ロードスター 試乗レポート(2/4)

  • 筆者: 松田 秀士
  • カメラマン:オートックワン編集部
テスラ ロードスター 試乗レポート
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EVとは一目で分からない外観、シンプルなインテリア

テスラ ロードスター
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ルーフは幌のトップとファイバー製のハードトップを装着することが可能。そのエクステリアは、ややボリュームを持たせ、フロントのボンネットにはラジエーター用のエア抜きスリットが開いている。一見するとEVだと分からない。

しかし、よく眺めると排気管がなかったりすることからもEVであることが見えてくるのだ。シートはシンプルで、しかもサポート性の良いスパルタンなモノ。そこに腰掛けてインテリアを見渡せば、メーターパネルにEV用のモニターが設置されている。

さらに、メインメーターには回生しているのか駆動しているのかが一見して判別できるバーグラフが採用されていて、これが非常に分かりやすかった。また、ペダルはアクセルとブレーキの2ペダルのみ。クラッチは存在しない。

電気モーターと後輪は直結されている。だから、クルマが停止しているときはモーターも停止していて、エンジンのようにアイドリングしていることもない。これはモーターが0rpmから最大トルクを発揮できるという特性を持っているからこそ、できることなのだ。

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松田 秀士
筆者松田 秀士

1954年高知県生まれ。僧侶の資格を持ち、サラリーマン、芸能人の付き人を経て、28歳でレースデビュー。92年には、デイトナ24時間&ル・マン24時間レースに出場。94年、インディ500マイルレースに日本人2人目のドライバーとして初参戦。2年目の95年には完走を果たし、翌年、当時日本人最高位完走という成績を残した。同じ頃から東京中日スポーツ新聞等で自動車評論活動を開始。現在も執筆活動の傍ら、レーシングドライバーとしても活躍中。記事一覧を見る

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