ポルシェ 新型マカンがパリモーターショー2018で公開!日本での発売日や価格、ボディサイズを予想・解説
- 筆者: オートックワン 編集部
ポルシェの末っ子SUV 新型マカンがヨーロッパで公開
2018年10月2日からフランスで開催されているパリモーターショーで、ポルシェ 新型マカンが公開された。
マカンといえば、スポーティーなスタイリングと扱いやすいボディサイズが特長のSUV。オートックワンでは、新型モデルとなったマカンの全貌を、予想も交えてお伝えする。
◆内装もスポーツカーチックでスポーティ!新型マカンの写真をもっと見る
ポルシェ 新型マカンの日本での発売日は、2019年上半期ごろか?
最も気になるのは、新型マカンが日本の地を踏むのはいつ頃か、ということだがおそらく2019年上半期ごろになるのでは、と予想される。
マカンが初登場したのは2013年秋で、その後日本で販売開始されたのは2014年春。その後、今回も2018年秋に発表された後、2019年春に日本で発売というスケジュールになることが予想される。
新型マカンの価格はベースグレードで710万円~730万円か
現行型のポルシェ マカンの価格は、699万円~1,194万円となっている。
今回新型マカンが受けた改良は、あくまで「一部改良」に留まるため、価格が数十万円~数百万円も引き上げられるとは考えにくい。よってベースグレードの価格は710万円~730万円程度だろう。
最高出力245馬力を発揮する新型マカンのエンジン&パワートレイン
新型マカンに搭載されるエンジンは、現行型から継承される2リッターの4気筒ターボエンジン。
進化した燃焼技術と微粒子燃料フィルターが搭載されたこのエンジンは、最高出力180kW(245ps)、最大トルクは370Nmを発揮する。また、マカンに搭載される四輪駆動システムは、どのような路面でも安定した走りをサポート。
前後でタイヤのサイズが異なるなど、ポルシェらしい走りへの拘りがみられる点も、注目ポイントだ。
過去にレポートされたマカンの試乗レポートは、下記を参照いただきたい。
ポルシェ 新型マカンの外装デザイン
ヘッドライトやテールライトには、LEDタイプを採用
新型マカンに採用されたテールライトは、3DデザインのLEDタイプ。これは「4灯式のブレーキライト」というポルシェのアイデンティティを示すものでもある。ヘッドライトにもLEDタイプが採用されており、省電力なだけでなくモダンな印象も与えられているといえる。
「マイアミブルー」「マンバグリーン」など4つの新色が新設定
新型マカンでは、下記4つのボディカラーが新色として用意されている。
■マイアミブルー
■マンバグリーン
■ドロマイトシルバーメタリック
■クレヨン
どれも、マカンの個性を際立たせる色ばかりだ。また新型マカンに設定されたカラーには、マイアミブルーやクレヨンなどポルシェの他車種に設定されていたものも存在し、ポルシェのレーシングスピリットを感じることができる。
※写真はポルシェ パナメーラに採用されているボディカラーの「クレヨン」。
ポルシェ 新型マカンの内装
新型マカンの内装を見ると、運転席と助手席がセパレートされたタイプであることが分かる。運転に集中できるよう、 独立した"ドライバーズシート"として設計されていることが、前席の作りから見てとれる。
また、インテリアに装備できる新たなオプションが追加されたことも、新型マカンのトピックの1つ。同社を代表するスポーツカー「911」と同タイプのGTスポーツステアリングや、微粒子空気フィルターとヒーテッドウインドウシールドを備えたイオン空気清浄機など、より快適に、よりドライビングに集中できる環境を整えることができる。
ポルシェコネクトとオンラインナビゲーションシステムを標準装備
新型マカンでは、ポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)システムが標準装備されている。これにより、オンラインサービスを常に受けることが可能となり、高い利便性が確保された。
PCMを操作するタッチスクリーンも従来の7.1インチから10.9インチへ拡大され、システムの操作性が向上している。
ポルシェ 新型マカンのライバル車は?
新型マカンの代表的なライバル車種としては、下記モデルが挙げられる。
マカンのライバル車 その1.BMW X3
BMWのSUVラインナップのうち、中間ラインに位置する1台。BMWでは、SUVのことをSports Activity Vehicle(SAV)と呼称している。そして、SAVの1台に属しているX3も「Sports」の名に恥じない俊敏な走りが可能。
ガソリン以外に、クリーンディーゼルも選択でき、胸のすく加速とスポーティなハンドリングを楽しむことができる。
マカンのライバル車 その2.メルセデス・ベンツ GLC
SUVタイプでありながら、メルセデスらしい高級感とアーバンな雰囲気を併せ持ったSUV。デザインには、同社のセダン「Cクラス」のイメージが盛り込まれており、ワイルドさと都会的なイメージが共存している。プラグインハイブリッド、クリーンディーゼル、ガソリンと、選択できるパワートレインが多いことも特長。
上記2モデルに対して、改良で魅力度を上げた新型マカンがどのような立ち位置を見せるのか。日本導入開始を待ちたい。
ポルシェ マカンはどんなクルマ?
マカンは、同社初のSUV「カイエン」に続いて登場した、ポルシェ第二のSUVモデル。日本では2014年から販売開始された。
車高の高いSUVタイプの車種ではあるが、デザインには「917」をはじめとしたポルシェの歴代スポーツカーのデザインエッセンスが散りばめられていることが特長。
全車四輪駆動で安定した走りを見せるが、スポーツカーメーカーとしてのポルシェらしい軽快なハンドリングも併せ持っている。
ちなみに「マカン」とは、インドネシア語で「虎」を意味する単語である。
◆【関連記事】ポルシェのモデル名の意外な由来・・・「ワニ」や「虎」はどの車種?
マカンとカイエンのボディサイズを比較
ポルシェ マカンと、同社のSUVカイエンはどのように異なるのか、気になる読者も多いことだろう。
最大の違いは、ボディサイズだ。
全長、全高、全幅のいずれも、マカンはカイエンより小さい。特に、全長に関しては30cm近く短いことが分かる。これにより、マカンはSUVでありながらポルシェらしいスポーティーさがより表現されたボディであるといえる。
全長 | 全高 | 全幅 | |
---|---|---|---|
マカン | 4,680mm | 1,625mm | 1,925mm |
カイエン | 4,920mm | 1,695mm | 1,985mm |
※全て現行型の数値。サイズはグレードや仕様によって多少変化する。
< Text : オートックワン編集部 >
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