ポルシェ・スポーツ・ドラビング・スクール体験レポート ~ドラテク向上のためのスパルタレッスンに今井優杏が潜入!~(3/3)
- 筆者: 今井 優杏
自分のスキルを再確認できることも面白い
そして定常円旋回。
これは文字通り一定ハンドル・一定速度によってパイロンを中心にした同じ直径の円を周回し続けるというトレーニング方法なのだが、散水された路面でこの一定速度中にいきなりブワン!と強くアクセルを踏むとオーバーステア、そしてじわじわとアクセルを足して行けばアンダーステアという挙動を体感することが出来るのだ。
大前提としてポルシェは低重心であるしトラクションにも優れているから、特に四駆モデルなんて大体においてスピン挙動は出にくいのだけど、雨の時や超緊急時など、自分のクルマがどこでスピンするのか、オーバースピードでコーナーに侵入したらどのような危険があるのかを安全に学ぶことが出来る。
そもそもハンドルの舵角を一定にしてクルクル回り続けることに慣れていない人も多く、恐怖心からついハンドルを戻してしまったり切りすぎたり、と、スキルを再確認出来ることも面白い。
担当は脇阪薫一インストラクター(レーシングドライバー・脇阪寿一氏の実弟だ)。
クールな関西弁で「はいもっと踏んで、足りません、もっとです!遅いです!」と熱のこもったインストラクションで、つい背筋が伸びてがんばってしまう参加者が続出していた。
そしてスラロームだが、これも実際にやってみると至極難しい。
なるべくパイロンに寄せて、小さな舵角でリズムよく左右にトントンとハンドルを切り返せばいいのは頭では解るのだが、実際にやってみると、クルマにパイロンを当てたくないから大周りになってしまうし、だからこそ思った以上にクルマには遠心力がかかり、次のコーナーに持っていくのが遅れるという悪循環。
これを脱却するにはとにかく車幅感覚!
ここでも「もっと速度を上げてみましょう!」などど清水チーフインストラクターから甘やかさないスパルタン指導。
小汗をかくほどだった。うん、『スポーツ・ドライビング・スクール』の名に偽りなし。
参加したい方は、ポルシェのメルマガを購読すべし!
このPSDSは1998年から続く、伝統のドライビングスクールで、15年のあいだにのべ400人を輩出している、実績のあるスクールだ。
ポルシェセンターにてポルシェ(認定中古車でも可)を購入後2年以内であればプログラム参加費が20%オフになるところなど、ユーザーを育てるあたたかさを感じる。
また、「ポルシェはとても美しいクルマ。だからこそ、過激な運転ではなく安全に繋がる美しいポルシェ乗りでいて欲しい」との願いから、女性の積極的な参加も待っているそうだ。
プログラムはドイツ本国ポルシェAGと同じものだが、とくにウォーム・アップはドラスク参加自体が初めてというひとが8割、ポルシェ歴1年以内のビギナーが多いから、安心して参加して欲しい。
ちなみに『パフォーマンス』プログラムになるとそのリピート率は9割を超えると言うから、その満足度の高さはハンパじゃない!
参加したいならば、ポルシェのメールマガジンを購読するのが確実だ。
開催インフォメーションが流された後、一週間以内の申し込みであれば確実に参加できるとのこと、ポルシェ乗りは是非参加してみて欲しい。
(取材協力:ポルシェジャパン マーケティング部 丸林久幸氏)
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。