【試乗】ポルシェ911シリーズ「GT3・ターボ カブリオレ・タルガ4・カレラ7速MT」2015年モデル イッキ乗り!/金子浩久(3/6)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:小林岳夫・原田淳
【試乗】ポルシェ911シリーズ「GT3・ターボ カブリオレ・タルガ4・カレラ7速MT」2015年モデル イッキ乗り!/金子浩久
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あの強力無比なブレーキング性能は、カシコイPDKと組み合わせてこそ完成する!

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締め上げられたサスペンションもある程度のスピードで走るとピタリと決まって来る。路面を強くつかんで加速していくのは絶品なのだが、荷重移動によってハンドルの手応えがホンの少し薄くなるのはリアエンジンというレイアウトから仕方のないことだろう。

多くの人が“ポルシェのブレーキは強力でよく効く”という。僕もその通りだと思う。PDKを装備したポルシェは新しく、強力な上に賢いから素晴らしいのだ、とその評判をアップデートする必要があるだろう。

技術によって進化を進める

【試乗】ポルシェ911シリーズ「GT3・ターボ カブリオレ・タルガ4・カレラ7速MT」2015年モデル イッキ乗り!/金子浩久

911 GT3はPDKを得て、さらに特別感が増したと思った。

“911原理主義者”たちは、やれ1960年代から911やレーシングカーにすら用いられてきたクランクケースがとうとう変更されてしまったとか、ガソリン直噴化されてしまったとか嘆くけれども、GT3の本質とエキサイトメントは変わらない。変わらないどころか進化している。真髄であるエンジンの実力と魅力を、PDKがこれまでのマニュアルトランスミッション以上に引き出しているからである。マニュアルトランスミッションを愛好するファンには受け入れ難いかもしれないが、技術によって進化を進める、これがポルシェの回答なのである。PDKによってGT3はまたひとつ新しい段階に達したと言えるだろう。

[GT3とは対極にある「911ターボ」の超高速性能とは・・・次ページへ続く]

Porsche 911 GT3 主要諸元

【試乗】ポルシェ911シリーズ「GT3・ターボ カブリオレ・タルガ4・カレラ7速MT」2015年モデル イッキ乗り!/金子浩久

全長x全幅x全高:4545x1870x1270mm/ホイールベース:2455mm/車両重量:1450kg/乗車定員:2名/駆動方式:リアエンジン後輪駆動(RR)/エンジン種類:水平対向6気筒 24V 直噴 ガソリンエンジン/総排気量:3799cc/最高出力:475ps(350kW)/8250rpm/最大トルク:440N・m/6250rpm/トランスミッション:7速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング:デュアルクラッチトランスミッション)/燃料消費率:7.2km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:(前)245/35 ZR20(後)305/30 ZR20/最高速度:315km/h/0-100km/h加速:3.5秒/車両本体価格:19,120,000円[消費税込み]

※試乗・撮影車(ボディカラー:ガーズレッド)には「LEDヘッドライト(PDLS付)」515,000円/「ポルシェ・セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)」1,668,000円/「フロアマット」20,000円/「スポーツ・バケットシート」603,000円/「アルミニウムペダル」91,000円等のオプションを装着。

[次ページへ続く]

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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